なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

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なぜ日本企業は真のグローバル化ができないのか―日本版GOM構築の教科書

  • 著者名:田口芳昭【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 東洋経済新報社(2015/12発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492557679

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内容説明

強い日本型グローバル本社のつくり方

「事業のグローバル化」から「経営のグローバル化」へ
“日本企業ならではの”経営効率化の仕組みをつくる

シーメンス、BASF、LIXIL、日本板硝子、
日本たばこ産業(JT)、京セラ、日立製作所
日独企業の挑戦に学ぶ、GOM構築パターンと「8カ条」

【日本版GOM構築の8カ条】
第1条 事業・地域軸の壁を崩す
第2条 情報をグループ内で「公共財化」する
第3条 機能軸による統制力を強化する
第4条 「守るべきもの」を担保する仕組みを構築する
第5条 GOMを構築し、動かす人材層の厚みを確保する
第6条 グローバルに伝えられる「価値観、行動指針」を“再構築”する
第7条 事業×地域×機能の最適解を議論するマネジメントチームを構築する
第8条 長期にわたるGOM構築シナリオを保持する

日本企業は、グローバルに展開された、各活動のどこを変革し、どこを変えないかを見極める必要がある。
提供する製品・サービス、市場環境によってその処方箋は異なると思われる。
その答えは、おそらく欧米のモデルの模倣ではなく、日本企業独自の事業軸・地域軸を統括するグローバル本社機能を構築することではないか。

本書では、日本企業のマネジメントの問題点(第1章)、海外グローバル企業の事例研究(第2章)、日本企業の取り組み(第3章)、日本型グローバル本社の構築の方向性(第4章)という形で、日本企業ならではの取り組むべきことの処方箋を示している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべたけし

10
益々強まるグローバル化の流れの中で、日本人駐在員に頼った日本企業の成長は限定的。真のグローバル企業になるためにすべき「GOM構築」の必要性を説いた内容。 国・文化・(M&Aの場合)会社も異なる海外事業、これまでの事業軸だけの管理から、機能軸の管理を強めることで、より強い組織足りえるというのが趣旨。基本はここにあるが、実現するために経るプロセスとなる組織については、企業の現状や考えによって、色々あって良いとしており、改めて正解はないのだと感じる。2016/05/07

HALI_HALI

4
真のグロバール企業へと脱皮するために日系企業が克服すべき課題点を検証した本書。対象は中規模のメーカー企業だろうか。世界のグローバル企業とは、徹底的な標準化と原理原則に基づくビジネスを展開している。多様性を尊重するのも、現地社員を登用するのもコスト効率が最も良いから。他方、日本企業では未だに日本人駐在員を海外支社のトップに据えている。この状況を、4つのフェーズで改善、収益を上げる会社に変化させることを提案。組織/ガバナンス、業務/IT、人材/ビジョンの3つの軸を意識して取り組む必要がある。急務。2017/12/05

うちひと

3
日本企業におけるグローバル本社機構(GOM: Global Operating Model)設立の重要性を、ケーススタディに基づく理論構築を交えながら、推奨する本。日本でGOM構築が進まない要因として、グローバルとの“品質”の考え方の違い、と、沈みゆく日本を優先すべきでないグローバル全体最適の目線、をあげたうえで、GOM構築に必要な8箇条や理想とするステップ(変革大工程)を説く。細かい箇所(IT基盤の説明など)で疑問符がつく説明もあるが、多くのケーススタディに触れることが出来る書。2021/01/03

ロドニー

2
日本企業がグローバルで目指すべき姿とプロセスを他社事例を交えながら説明。暗黙知が通用しない世界でバリューを再定義することが駐在員依存度を低下させる第一歩。①体制(組織・ガバナンス)、②インフラ(業務・IT)、③エンジン(人材・ビジョン)を上手く導入、機能させること。シーメンスではCEO三代に亘り「コスト改革」「権限委譲」「ミッション浸透」にコミットメント。コスト削減、人材マネジメント→業務プロセス標準化、ITインフラ統合→ガバナンス体制構築→権限委譲の順、と言うが、その有効性について詳細が知りたかった。2021/09/20

aki

1
本社・事業部の組織の在り方,管理業務の統一の仕方,基幹系システムの入れ替え方についていろいろな会社のモデルを検証し,どのような方式が日本的な会社に合いやすか論ずる本です。 ”グローバル人材”の功罪の説明は面白かった。容易に想像つきます。2022/03/09

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