日本人としてこれだけは学んでおきたい政治の授業

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日本人としてこれだけは学んでおきたい政治の授業

  • 著者名:屋山太郎
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2015/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569800448

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内容説明

よく「日本の首相がころころ代わる」という。マスコミのバッシングが大きな理由といわれるが、本当にそうか。信念や見識で人々を説得できない「芯のなさ」が見透かされているのではないか。本書は、政治評論家・屋山太郎氏を講師に招いて行われた松下政経塾の授業を完全収録。野田首相を生んだ政経塾はいま、何を教えているのか。「最近の政治を見ていると、政治家に国家観や歴史観がないことに驚く」という氏は、永田町の論理よりも国家観・歴史観という「芯」を叩き込むことから始めた。世界に誇るべき日本の歴史、文化を知ることで、われわれは臆することなく、世界に伍していける。「頼れる日本人」の要諦がここにある。【本書の内容】第1講「永田町の政局より大切なこと」/第2講「『まるドメ』の発想はもう通用しない」/第3講「民主党は何を間違えたのか」/第4講「公務員制度改革をあきらめるな」/第5講「政治家よ、エネルギー問題から逃げるな」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

31
2011年は東日本大震災が起こり日本の分岐点となった年。菅鳩政権をボロクソに叩いているがただの保守でもない。幼保の一元化であるこども園は評価する。官僚主導を批判し、根拠もある。脱原発に疑問を呈す論調も理想論だけでなく納得。パナソニックは30万人で9兆円の売り上げの中、農業は260万人で8兆円。守るだけでは日本の農業は強くならないとも。西洋人の発想ではすぐ闘うか逃げるの選択肢しかない。一瞬のにらみ合いの間がある。日本人の根本は武士道である。災害時には列に並び、強奪も起きない。私自身日本を知らなすぎた。2019/10/28

G-ta

4
簡易な説明の政治の本ではあったが、近代史、行政(官僚)の話を絡めて構成もすごくよかった。保護されすぎている産業は伸びないと他の本でもよく論じられているがいい加減見直しが行える政治家・政府は出てこないのか。パナソニックは30万人で9兆円、農業は260万人で8兆円。1次産業、2次産業の違いはあるがそれにしても違いすぎ。2012/04/15

rubix56

3
☆☆☆☆ 3h 2011年以来の再読 政治評論家の屋山氏が松下政経塾での講演を下地に書籍にまとめたもの とても、読みやすくわかりやすい。 書かれた当時は丁度、野田政権に変わった頃で、期待?も込めて、書かれているのに対して、前任者の鳩山、菅の両氏に対してはボロカスだった。 今現在、自民党に回帰して、屋山氏がどのように評するのか、伺ってみたい。2015/01/29

Hiroki Ishiyama

3
政治評論家として今の日本が抱えている問題点を分かり易く論じていると思う。保守的な論調として良書なのだが、TPPの問題は農業だけではなく、金融部門とかも大事なはず。いずれにせよ、平易な文章なので沢山の人に読んでもらいたい。2011/11/27

rubix56

2
原発、農業、官僚支配に中心にこれまでの日本からこれからの日本について屋山氏が自説を述べている。 2011/10/31

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