ボート・ミーツ・ガール

著者名：古賀幸太

PHP研究所（2015/12発売）

• ISBN：9784569826691

内容説明

「あきらめるな、小夏！」僕（＝モーターボート）は、そう伝えたかったんだ――あらゆるモノに名前を付けて話し相手にしてしまう、天然で落ちこぼれの“赤間小夏”。トップレーサーである母への信頼と尊敬を心にいだく、天才肌の“金原レイカ”。父親とのあいだに長年にわたる確執をかかえている、関西出身で勝気な“一条葵”。コミュニケーションが苦手で、筋金入りのオタクの“影山ゆかり”。日本で唯一の選手養成機関「やまと学校」から、男女が同じ条件で戦うボートレース界に身を投じた女子選手たち。同期である彼女たちの活躍が、ボート、モーター、ヘルメット、大時計、手袋など、“モノ”の視点で展開されていく。あの名作マンガ『モンキーターン』から19年。モーターボートの世界を舞台にした傑作誕生！　日本モーターボート協会、全面協力のもと、綿密な取材を決行。苛酷な世界で戦う少女たちの成長と葛藤を描く、笑いと涙の感動の青春小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yuki Endoh]

ボートの選手の話。爽やかなお話。

2016/02/23

[まつ]

字が少ないからすぐ読める本。

2016/08/19

[uso800]

競艇をやってみたくなった☆競艇場にも行ってみたいな

2016/06/22

[まめもやし]

もっと小夏とボートだけに絞ってあった方が良かったかも。話がとっ散らかってる印象。笑いと涙が出そうで出なかった。ボートレースは見たことなかったけど、女性が多いのか？軽量が有利なんだろうね。

2016/03/19

[高箸やすめ]

古賀幸太「ボート・ミーツ・ガール」。競艇の話。女子選手の周りにあるボートやグローブ、ヘルメット、ときには大時計までの物が擬人化。たがらガール・ミーツ・ボートでなく、ボート・ミーツ・ガールで良い感じ。ってかこれ、タイトルが先に浮かんで書き方が決まったのかも。

2016/03/12