ちびちび ごくごく お酒のはなし

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ちびちび ごくごく お酒のはなし

  • 著者名:伊藤まさこ
  • 価格 ¥699(本体¥636)
  • PHP研究所(2015/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569761534

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内容説明

夏の夕暮れに、テラスで飲むスプマンテ。凍るように寒い冬の夜に飲む熱燗。わいわいがやがやとした店内でほろ酔い加減のおじさんに混ざりながら、ぐびーっと飲み干すホッピー。お洒落して出かけたレストランで飲むキールロワイヤル。秋の夜長にひとりで飲む、こっくりした赤ワイン。お酒の場面は、いつでもこんな風にすぐに頭に思い浮かべることができる。リラックスした楽しい時間。私にとって、なくてはならないのが、そんな時間なのだ――。本書は、人気スタイリスト伊藤まさこさんが、いつも使っている酒器や道具、お酒にまつわるはなしとともに、ふだんの食卓のなかからお酒にあう49のレシピを紹介。ちくわの磯辺揚げには冷えたビール、日本酒には焼き味噌、赤ワインにはきのこのソテー、えびの黒酢炒めには紹興酒……。さて今日は、なにを飲もう? なに食べよう?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

58
お酒は苦手ですが、お酒のおつまみは大好き。私でも簡単に出来るレシピがたくさんありました。ワインに果物のサングリア系は、見ると美味しそうで作ってしまうのですが実は苦手。どちらかというと食の好みが違うのようだと気づきつつ、小口わさび店のわさびはお店のサイトをお気に入りにいれました。おいなりさんも美味しそう。こんなアイデアさすがです。お酒を飲めない人でも楽しめる本です。2017/10/11

あじ

38
今この時、身体が欲する【旬】に従順な伊藤さん。食材の彩り、スパイスの香り、アルコールの酔い、お酒と料理とその周辺を“ちびちび”と嗜む日常を綴る。凍える冬にこっくりとしたヴァンショー、コトコト鳴くラタトゥイユを味見しながら台所でパスティスを。松本に暮らしていたこの頃を、伊藤さんはのちに何度も自著で回想することになる。おいしいお酒と食のスライドショー。2020/03/09

ユウユウ

33
エッセイとレシピ。美味しいお酒とご飯と豊かな時間。このワインが何年ものだとか、秘蔵のご馳走だとか、肩ひじ張ることなく、楽しむことの楽しさを味あわせてくれる。そしてちょっと呑みたくなりますね。夜はちょっと危険な本でもあります。2018/09/26

キキハル

29
皆様の感想に惹かれて。様々なお酒と美味しそうなおつまみと、それらにしっくりと馴染む器たち。伊藤さんの本は初めてですが、派手さがなくこちらに無理を求めないところがいいですね。どのお料理も簡単そうに見えるけれど、旬や素材にこだわったものばかりで、実はそれがいちばん贅沢なことなんでしょう。いちばん美味しい時に、いちばん美味しい方法でいただく。私が作れそうなものと言えば、ちくわの磯辺揚げとにんじんのグラッセあたりというのが小市民的です。料理をしながら台所で一杯というのは真似してみたいかも。誰も見ていないときにね。2014/05/03

しん

27
この本を読んでいると、無性にお酒を飲みたくなります。ただ飲むだけでなく、お酒を楽しみながら飲みたくなります。そして美味しそうな肴も作りたくなります。自分だけの素敵なお店を探したくなります。要するに酒飲みによる酒飲みのための本なんだと思います。2014/09/12

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