内容説明
人は重々しく無口であるより軽いほうがいい。どんどんしゃべってお世辞を言い、時にはお酒に憂いを流す。よどんだ沼のように記憶を溜めこむよりは、サラサラ流れるように変化していくほうがいい。無常の風吹く世の中で、悩みと老いと病に追われながらも好運とともに生きるには――著者ならではの多彩な見聞に、軽妙なユーモアをたたえた「生き抜くヒント」集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
17
いろいろ雑多なエッセイ集。週刊新潮に連載集のものをまとめたものみたいです。暇つぶしに読むには良いのかも。2015/08/02
funuu
14
今年87歳の五木さん。この人こそ「幸運、好運の条件」にぴったり合った人だろう。今年63歳で嘱託勤務している私の世代の今の村上 春樹氏みたいな感じだ。昔は青春の門を読んで映画をみた。今の若者には過去の人だろう。著者には子供がいない。不思議と村上春樹氏イチロー等優秀な人に子供がいないケースがある感じがします。天はすべてのものは与えないのだろうか?弥陀の誓いぞ頼もしき 十悪五逆の人なれど ひとたび御名をとなうれば 来迎引接うたがわず2019/09/07
裏鬼門
11
オープンキッチンが、人間不信という見方・・床に落ちた材料を拾って再利用できない・・なるほど♬2021/07/30
tolucky1962
11
大作家五木寛之さんが80歳を超え心境を書かれた本。読んで何が得られるとかいうことではなく、ゆったりとした気持読むエッセイとしいいのかな。2016/06/20
桂 渓位
10
題名に期待して読むと、肩透かしをくらいますが(^o^;) エッセイ集として読むと、面白い一冊です📙2021/08/08