内容説明
「学生注目!! 我々は反恋愛主義青年同盟部である！ 高校に入ったら彼氏・彼女をつくり青春を謳歌しよう――そんな愚かな夢はきっぱりと捨てよ！」 桜舞い散る新学期に、新メンバーをオルグするべく新入生歓迎会に乱入した反恋部。そして現れた入部希望者はまさかの美少女新入生・天沼皐。入部早々なぜか高砂に急接近する様子に領家のやきもきは爆発寸前で？ 「領家、待ってくれ！」「話すことなど、何もない！」 悪の根源はいつでも恋愛！ リア充爆発アンチラブコメ、怒濤の第３弾登場！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
87
「あの女も、そうやって言い訳ばかりしていた！もう沢山だ!!」気がつけば反恋愛主義青年同盟部も春の季節。勢力拡大のため新入部員を勧誘しようとするがそれが新たな火種を生もうとしていた。恋愛あるところに新たな恋愛あり！怒涛の第3弾。領家と高砂の仲が危機に陥るということで終始ハラハラでとても面白かったです。励ましてくれる西堀、愚痴を聞いてくれる瀬ヶ崎、アドバイスをくれる神明さん。高砂は本当に仲間に恵まれてるね。色々と癖がある人物ばかりだけど(笑)終盤の思いをぶちまけるシーンは圧巻の一言。星4つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】2016/10/23
まりも
56
アンチリア充ラブコメ第三弾。美少女新入生の入部をきっかけに、反恋部に試練が巻き起こる話。反恋を掲げている奴らが一番青春してるという構図はもはやお決まり状態ですが、今回も面白かったです。キャラの持ち味を生かしつつ、右翼ネタまでぶっ込んでくる作者さんの冒険心が絡み合うことで生まれる謎の魅力は健在でした。高砂と領家を温かく見守る部員たち、もはやただの女児と化した女児。そして最後の告白劇と今回も見所たっぷりでしたね。これで最終巻っぽいけど、次巻もあるといいな。2015/11/11
中性色
46
とりあえず瀬ヶ崎。おまえの女の子が大好きにはいろいろと語弊があるぞ。今回は新入生とか新部員とか新展開とか新しいことづくめ。といっても、展開的にはそこまで変化はないかな。当初のこのシリーズから考えると方向性がブレてきてる気がしないでもないんだよな。この手の作品はそういう風になったら負けだ。そういう面では同期でいえば金賞の方のはやらかすだけやらかしたと言えなくもない。というかへび花火売りつけてどうする気だ神明さん。それと、巻数毎でいうと、女児がどれだけ出てくるかが面白さにかかってる気がするのは気のせいか？2015/11/16
よっち
45
桜舞い散る新学期、新入生歓迎会に乱入した反恋部に新加入した美少女新入生・天沼皐。なぜか高砂へ急接近する皐に領家のやきもきが爆発寸前の第三弾。過激で思わせぶりな態度の皐にいいように煽られてしまう領家の分かりやすい感じとか、結局オマエはどうしたいんだよと思ってたら、キモい想いを延々と熱く語っちゃった高砂とか、バレバレだけど面倒過ぎる二人の関係を部員たちも生暖かく見守っているというか、応援（？）してる感じですか（苦笑）お互い素直にはなったけれど、依然として拗れたままの二人の行く末がどうにも気になるところですね。2015/11/10
ナカショー
42
読んでるこっちが恥ずかしくなるような高砂の領家への2ページ近くにも及ぶ想いがもう最高です。リア充爆発しろ。新キャラの小悪魔系ヒロインもイラストも相まって非常に良かったです。イラストの力は偉大だなと再認識しました。次巻も楽しみです。2016/03/03
