内容説明
彼に家族を与えることができないわたしが、幸せを夢見てはいけない。
不運にも病気のせいで、ジアは子供の産めない体になった。わたしは、自分の子供をこの腕に抱くことはないのね……。でも、せめてこんなつらい思いをする人の役に立つ仕事に就きたい。そう願ったジアは医学の道を志し、いまはニューヨークの病院で研修を受けている。そしてクリスマス休暇で訪れた島で、一代で海運王となったマイケル・ブレナンと出会った。最高に魅力的な男性から熱烈に求められ、恋愛に縁のない生活を送ってきたジアは甘美な夜をともにしてしまう。彼が一刻も早く自分の子供を欲しがっていることなど知らず――。
■好評を博したD-1674『大公殿下と忘却の恋人』で、カルレンブルク大公となったドミニクの妹ジアの物語です。身も心も奪われた男性に事実を打ち明けられず苦悩し、愛の終焉を覚悟するジア。二人の未来に奇跡は訪れるのでしょうか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
21
シリーズ4作目。これが最終話になるのかな？ 子供を産めないヒロインと、子供好きなバツイチヒーロー。先妻は子供を欲しがらなかったのが、離婚の理由の一つ。それを知ったヒロインは悩みに悩む。 そして、全ての話に出てくるシャーロット大伯母。ステキな女性(☆∀☆) 年老いたら、彼女のような女性になりたいわ(^_-)2018/02/04
