内容説明
勇者。それは魔力を物質化して「聖剣」を生み出す異能を持つ、聖剣体質者のことだ。彼らの手には生まれつき“剣の紋章”と呼ばれる痣が刻まれている。そんな勇者として生まれながら、魔族の魂をその奧に秘めていた少年ネイシスは、ある事件をきっかけにとらわれ、かつて魔王の居城だったという監獄城砦へと収監されていた。ある日、監獄城砦は魔族の攻撃を受け、ネイシスは混乱の中で魔族でありながら人間の血も引くセイレーンの少女セリアと出逢い、思わぬトラブルから二人は魔力鎖で繋がれ、ともに監獄から脱出することに。離れたくて寝離れられない元勇者と半魔族は、二人一緒の逃避行の中で見る魔族と勇者の真実とは――隠れた実力派ファンタジー作家、湖山真の最新作、ついに一迅社文庫より登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
9
積読本の消化ですが、読了した方も少なく一迅社文庫が休刊(廃刊?)する少し前の作品ですね。勇者と魔王の魂を宿した主人公の物語。一迅社では割と異世界ファンタジー作品が多かった印象がありますが、まさしくその中の一冊です。1巻完結の物語ですので主人公・ヒロインと敵役が割とはっきりしていて、内容はわかりやすいです。とは言え出版されたのが7~8年前なので現在の主流のラノベから比べると、世間一般的にあまり好まれない内容だと思われます。2024/03/04
takave
3
もうちょっと前世の二人にエピソードを割いても良かった気が。2016/01/15
Ency [L-N]
3
ある事情から幽閉されていた「勇者の証」を宿す少年ネイシスがある日、半人半魔の少女セリアに助けられた事から始まる、人と魔族、勇者と魔王を巡るバトルファンタジーでした。ヒロインのセリアさんが可愛くて良かった。扉の折込絵からは跳ねっ返りの印象を受けたがそんな事はなかった! 一本の鎖で繋がれ一定距離から離れられない主人公とヒロイン、勇者と魔王要素、人族と魔族を巡る事情…等々、色々ぶち込んでますなー。しかしまさか中盤であんな展開が待っているとは…。主人公ネイシスが所属していた教団は絶対ロクな組織じゃねーよな、アレ。2015/11/26
からから
2
うーむ、いいファンタジーしてたな。ちょっと昔の空気感あるよね(一迅編集の趣味もあるんだろうけど)。続刊はまあここだからないんだろうけど……出るとしたらことあるごとに魔王出張ってきそう(あいつ絶対ミーハーだろ……w2016/05/24




