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内容説明
失うことを怖れなくていい。
どんなときも命が喜ぶ生き方がある。
人生に光を見いだす希望の物語。
主人公はひとりの老人。この本を手にした、あなたに語りかけていきます。
彼の人生に起きた出来事……若いときの性格、社会人になってからの仕事……歳を重ねる中で得たものと失ったものとは?
そして、老人が長い人生で手にしていった究極の学びとは何なのか?
『鏡の法則』『3つの真実』『心眼力』のベストセラー作家が書き下ろす、人生に光を見いだす希望の物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
63
とても読みやすい本です。心に残る言葉がいくつもありました。「人は皆、年齢に関係なくお世話になりっぱなしで生きている。恩返しの一つは『人の気持ちに共感すること』もう一つは『感謝すること』」「自分以外の人間の人生を所有しようとしてはいけない」「命ひとつで生まれてきて、今も命ひとつで生きていて、いつかは命ひとつで去っていく」物や名誉に執着しない。2014/05/27
ぱんにゃー
37
この短いストーリー素敵です。共読さんの感想を読むと各々感じる所が違っていて皆さん素敵です。 /老いてきていろいろなことが出来なくなってもできること、『一つは人の気持ちに共感すること』。あと、20箇所ぐらい感想を書きたいです(コ)2014/05/19
宇花
15
『執着心とは手に入れたものを「自分のもの」として所有したがること。他人の人生まで所有したくなるのも執着心の一種。相手は1人の独立した人格なのだから所有したりコントロールできる訳がない。これはたとえ相手とどんなに親しい関係にあったとしても当てはまる。所有という概念そのものが幻想。本当は自分の所有物などこの世の中には無い。所有しているかのように錯覚しているだけ。全ては一時的に借りているだけ。人間は死んでゆく時、借りていたものを全てお返しして命ひとつであの世にゆく。』2015/11/11
ただぞぅ
12
人は出来ることが増えていく「足し算」から失なっていく「引き算」の時代を向かえる。地位や給与、老いもその一つ。どんな人もあの世に持っていけるものなどない。そう思うと所有という概念が幻想であり、今の自分の所有物なんて一時的に借りているだけ。ある老人がこれまでの人生で起きた話を基に「引き算の美学」について語っている。積み上げてきたものを失う「引き算」に人は弱い。だが失うことで気づくこともある。自分にとって大切なものは何か。手に入れたものに依存せず、喜びを感じ、充実感を味わえるものと出会いこそ本当の生きる喜びだ。2025/01/22
ごへいもち
12
読友さんのご紹介本。他人は思い通りにはならないってわかっているのに2024/03/09
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