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内容説明
源泉かけ流しを有難がる日本人の温泉思考には大きな誤解があった。かけ流しである以前に湧出する湯量が利用人数に対して足りているのか否か。1時間で浴槽の湯全入れ替えが望ましいとされるが、現実はそうした施設は全国の1割もなかった。浴槽一杯に張ったただの沸かし湯に源泉をスポイトで1滴たらすだけで温泉と名乗れてしまう法律の曖昧な解釈も……。全国2500の入湯経験ある著者が問う。著者太鼓判の絶対安全の本物温泉リスト100軒も付記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
西澤 隆
7
清水義範「秘湯中の秘湯」を思い出した。効能が「のんびりした気分」と言い切る紹介はある意味温泉の本質。逆に温泉の効果を語りすぎるのはどこか「波動水」などのオカルト健康話と重なる部分が出て来る。「還元力」自体にどんなエビデンスがあるのかも含め、正直なところ「このスペックを満たしている温泉がエラい」と言われても、今ひとつ信用しきれない。湯の質よりも要は「湯は湯なんだからヒトが入れば汚れる。毎日湯を抜いて掃除するのが最高」というのがこの本のキモなのだとすれば、もうすこしウマい伝え方があるのになと惜しい気もします。2019/12/17
こぺたろう
6
来週から北海道、東北出張。折角なので、仕事終わりに温泉を巡ろうと考えつつ、本書を読了。湯量の乏しい温泉で、浴槽を清潔に保つために循環濾過を行うのは有りだと思った。十分換水されない掛け流し浴槽よりずっといい。だけど、折角お金を払うんだったら、そりゃあ、湯量の多い掛け流し温泉を探して入浴したいと思いますよね。余談ですが、登場する松田忠徳氏のコメントに疑問。ご自身の著書で循環風呂をまがいもの温泉と呼んでいたのに「循環風呂を否定したことは一度もない」とは。ちょっと苦しくないかな。2018/07/21
Hiroki Nishizumi
5
意外なところが安全名湯100軒に挙げられていた。先入観なしで楽しむように心掛けよう。2020/12/12
ぶうたん
5
温泉好きにはとても勉強になった。公平に自分で判断して源泉掛け流しや、それ以外を選択すべきと言うのは正論だが、清潔でなければどちらも意味が無いということであれば、やっぱり清潔な源泉掛け流しを選択せざるを得ないのではないか。後書きにあるように矛盾を感じる。なお巻末のオススメ温泉には自分のお気に入りのところもあり嬉しい反面、なんであそこが入っていないんだ、というところもある。行ってみたい温泉も増えたし、とにかく読むと温泉に駆け込みたくなる事、請け合い。もう、二カ月も温泉行ってない!あぁ、早く行きたいなぁ。2015/11/27
ちー
1
読んだぞー! 源泉かけ流しをただ両手放しに喜んで信仰するのではなく、清潔か、どんな個性を持っている温泉か知りつつ自分が好きな温泉を楽しめということで理解。 巻末には著者のおすすめ温泉100が掲載。 この本の前に読んだ本で紹介されていた温泉も載っていて、温泉好きが名湯と感じるのはこういう温泉かととにかくメモ。 これからたくさん行きたいなぁ。2022/04/09
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