生い立ちと業績から学ぶ精神分析入門

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生い立ちと業績から学ぶ精神分析入門

  • ISBN:9784422116129

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内容説明

精神分析の講義はえてして難しい。しかし本来、精神分析は治療関係の中で治療者と患者が語り合い、理解し合うための理論であり技法であるはずである。著者たちは試行錯誤の後、アナリストの生い立ちや臨床業績を絡めて理論や技法を学ぶ方法が、理解を多いに助けてくれることに気づく。本書はこうした視点から、フロイト以後の精神分析の発展を支えた22人のアナリストたちを、自我心理学派(自己心理学派を含む)、クライン学派、独立(中間)学派の大きく三つに分けて取り上げ解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くろねこ

5
分析家の生い立ちと理論の繋がりに関心持って、調べてたところヒットした本。理論の説明はサラッと導入的にではありますが、それぞれの分析家達の関係も感じられて面白かったです。生い立ちに関して知識として知っていたこともありましたが、こんな風にまとめて提示されるだけで、有機的に繋がるような感じがしました。2023/12/31

石山零治

1
フロイト以降の精神分析家を、理論や業績だけでなく“生い立ち”に注目している、「心理学の史記」。 定番~マニアック、古典~現代と幅広い人物を取り上げているので “精神分析ってこんな流れがあるんだ~” と把握するのにはちょうど良い。 図や相関図を載せてくれているのも優しい2021/04/30

じまじま

1
タイトルの通り、22 人の精神分析家の生い立ちと唱えた理論がわかる。 理論の説明はざっくりしているので、 難しく考えずに読める。 知見を広めるのには最適。2019/09/01

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