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内容説明
中国の詩は,世界の詩のなかでも最も美しいものの一つである.とりわけ唐代は,李白や杜甫をはじめとして,多くのすぐれた詩人が輩出した時代であった.中国の詩に親しもうとする若い世代のために,中国文学者と詩人の二人の著者が協力して,主要な唐詩の読解とその味わい方を懇切に説いた唐詩の世界への案内.
目次
目 次
序
前 篇……吉川幸次郎
杜 甫 十五首
李 白 二十九首
王 維 十二首
孟浩然 一 首
常 建 二 首
王昌齢 一 首
崔国輔 二 首
後 篇……三好達治
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
80
この新唐詩選は、むかしから何度も読みなおしています。2冊に分冊されていますがそれぞれになじんだ漢詩ばかりでいつも読んでいては時たま声に出しています。今の高校生はこのような副読本は読まなくなっているのでしょうね。 2015/10/01
akira
20
図書館本。 なかなか難しい。やはり漢詩は少し慣れて馴染んでいかないと楽しめないなぁと感じた。しかし、大昔の人であろうと、友人・家族との別離や自然への敬慕など、内容がわかれば親近感もわく。 後編の著者でえる三好氏のことば。どうしても古い言い回しで原文は漢字だらけなせいか、読む方は身構えてしまう。しかし、一千年経とうが同じ人間が心情を読んだもの。時を感じずに接するようにとのアドバイスはとてもありがたい。 「もと詩情は、千載もなお昨の如し、と心得ていい」2019/09/07
Francis
13
5年位積ん読していた本。あまり難しく考えず、流し読みのような感覚で読んだ。ここに出てくる唐詩は自然の情景を歌ったものが多いのだが、詩の読後感が中国の水墨画、南画を見た時の感覚に似ているように思う。水墨画、南画が好きな人なら漢詩も合うかもしれない。2019/10/15
零水亭
9
正篇・続篇で唐詩の概観ができる。70年経っても色褪せない名著。2021/04/10
見もの・読みもの日記
9
数十年ぶりに再読。吉川幸次郎氏が「情熱」「線の太さ」「ますらおの心」をキーワードに描き出す杜甫、李白の魅力的なこと。丁寧な訓詁によって、作品の視覚的なイメージが強まる。自分の心情を脇に置いて、まず眼前の風景を的確に表現した詩句は、子規の写生の俳句に似ていると感じた。2020/10/25
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