内容説明
2012年12月30日、第54回レコード大賞。AKB48の『真夏のSounds good!』が受賞した。その作曲・編曲者が井上ヨシマサだ。今振り返ってみるとAKB48は、グループにおける転換期に彼の楽曲を歌っていることが多い。いったいAKB48がトップアイドルに上り詰めるまでには、いかなる楽曲戦略があったのか―。自身がシンセサイザーを担当していたコスミックインベンション、小泉今日子など様々なアーティストへの楽曲提供、秋元康との出会いから、AKB48に携わるまで、そして現在と未来を描いた1冊。ここに、井上ヨシマサの作家生活30周年のすべてが詰まっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下アイドル(芸名・明石駅キセル)・寺
38
某プレゼントに当選して貰った本。著者を知らずに題名に惹かれ応募したら何とAKB48の歌の作曲家の本だった。とりあえず読んでみたら意外や意外、面白くて一気に読んだ。著者はあの「♪夢中で頑張る君へエールを」でお馴染みレオパレス21のCMソングや中山美穂の『Rosa』を作った人でもある。NHK『みんなのうた』の『コンピューターおばあちゃん』を歌ったバンドの人でもある。楽器を習わされた家庭環境。ジャズに惚れた少年期。音楽の世界と秋元康との出会い。AKBの歌の制作秘話。メンバーの一面。良い。2015/09/26
ヤン・ウェンリー
1
作曲家の井上ヨシマサさんのAKBに携わるまでの原点、アメリカに移住計画、でも、AKBと秋元先生との出会いが、人生のターニングポイントになる。そして、劇場曲、シングル曲でミリオンヒット。楽曲への思い、秋元康&井上ヨシマサの名曲を生むタッグ、AKBの楽曲を語る上では必ず登場する2人、ぜひ、皆さんにも読んでほしい。2015/09/11