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内容説明
「そもそも日本経済の動向は海外の景気次第だ。日本経済は輸出によってけん引される経済構造なので、海外経済の動向が景気に大きな影響を及ぼすからである。今後の海外経済は予断を許さない状況にある。世界の至る所に「地雷」が埋まっている」(本書「はじめに」より)
いまや日本経済の動向は、海外の景気に大きく左右され、国内だけを見ていても先々の展望が見えません。
また、目の前で起きているニュースを追うだけでも、複雑に絡み合った経済の動きを読み解くことはできないでしょう。
本書では、減速する中国経済の動向をはじめ、米国経済、欧州経済、日米欧の中央銀行の金融政策など、世界経済はどんな仕組みで動いているのか、なぜ世界経済の動きが日本経済に影響を及ぼすのかなどについて、経済の基礎知識や歴史の流れを踏まえて、わかりやすく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
1
少し内容は遅れてしまっているけど、新興国、フィリピンの事情まで載っているので幅広くみれる。ただ入門にしては専門用語が多い気がした。2017/06/18
山田
0
アジアの人口動態の多様性が、高度成長の連鎖を支えてきた。今後は、中国よりも若い年齢構成を持ち生産年齢人口比が上昇局面にある、また人口の絶対水準が高い地域が、中国の製造業の集積を吸収していく。例えば、インドネシア、フィリピン、メコン地域などがそれに当たる。インドは農村居住者に労働機会を提供する、労働集約的製造業の発展を促すことが必要だが、物的(輸送・港湾)インフラの未熟さがグローバル企業の進出を妨げている。2016/03/06
kuppy
0
日経新聞を読むうえで、世界のお金の動きを読み解く力がつくかも2016/02/24
よよよ
0
時事的内容もあるため読み飛ばしてしまう部分も書いてあったが、書いてあること自体は有益だった気がするので再読2024/01/09