幻冬舎単行本<br> なぜ幸村は家康より日本人に愛されるのか

個数:1
紙書籍版価格
¥1,210
  • 電子書籍
  • Reader

幻冬舎単行本
なぜ幸村は家康より日本人に愛されるのか

  • 著者名:本郷和人【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 幻冬舎(2015/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344028494

ファイル: /

内容説明

1615年大坂の陣で、何が滅び、何が始まったのか? 敗者と勝者が、戦いのない日本を作った!
TVでも人気、注目の本郷史観でNHK『真田丸』を読み解く。

2016年NHK大河ドラマ『真田丸』の主人公としても話題の、戦国時代を代表する武将・真田幸村。
なぜ幸村は、時代を超えて日本人の心をとらえて放さないのか。
東京大学史料編纂所教授で、数々の戦国武将に関する著書を記し、大河ドラマで時代考証も務めた本郷和人氏による、「幸村のかっこよさ」を考えるオリジナリティ溢れる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomi

35
著名な歴史学者による関ケ原から大坂の陣の考察。読みやすい文章でちょっとした歴史読み物としては面白いが…タイトルと内容が合っていない。幸村については僅かにしか書かれていない。著者もはしがきで触れているが、明らかな大河ドラマ便乗本。2016/05/17

壱萬参仟縁

33
武士は志さえ正しくあれば、形が悪くても善き武士だという教えがある(191頁)。幸村は豪傑タイプに非ず。小柄で穏やか。手紙では優しいパパをのぞかせているという(205頁)。あとがきでも、逆境にあっても心折れなかったという(210頁)。2016/05/20

謙信公

12
読みやすい本だが、書名と中身の整合性がなく、「真田丸」への便乗も否めない。主に家康側からの視点で関ヶ原の戦いから大坂の陣までを考察する。「豊臣家の秩序」を一挙に破壊するための戦争をしたい家康は、時間をかけて豊臣家を潰していく。その最後のタイミングが大坂の陣。著者は「人とは違うことを書きたい!ぼくだけの切り口で、大好きな幸村を書きたい!!」と強く述べるが、幸村の登場部分があまりにも少ない。最後の方でチョコっと「かっこいい」ことが書かれているが、幸村の史料は少なく、歴史研究者としては頭の痛いところのようだ。 2022/12/21

ぱぐびぃ

1
「真田丸」の放送が始まる直前に発行するためにこの題名になったのだろうが、内容と全くかけ離れていて“便乗”と言わざるを得ない。内容的にはほぼ家康サイドに関する関ヶ原から大阪の陣までのトピックスの寄せ集めであるが、知らなかったことも結構あって興味深く読むことは出来た。2017/08/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9893914
  • ご注意事項

最近チェックした商品