内容説明
「実は一途なゴキブリ系女子」「本命以外はとことん利用するホタル系女子」、「振られて逆切れアメンボ系男子」、「束縛俺様ギフチョウ系男子」……。
昆虫をこよなく愛する“現役慶應ガール”の著者が、イマドキの若者の恋愛模様を、昆虫の驚くべき恋愛戦略や交尾方法に例えて分類。ちょっと困った“ムシ系男女”の生息地・対処方法を細かく分析し、風刺をきかせて紹介します。この一冊で、恋も虫も丸わかり!
テレビにも出演している「クイズ・クイーン」でもある著者が出題する「ムシクイズ」、昆虫をおいしく料理する「ムシレシピ」、あなたが何ムシ系かわかるチャートなど、おまけページも充実。第10回「出版甲子園」グランプリ受賞企画の書籍化。
各話に挿入されるヒトコマ漫画と昆虫のイラスト&カバーは、漫画家の谷口菜津子が担当。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
42
あはは、そんな無茶な!と突っ込みたくなる、昆虫の生態を人間の恋愛スタイルと示し合わせるという離れ業が繰り広げられている本です。オスもメスも、それぞれの戦略で自分の意志を通そうとしているところが最高!…こんな人間いたら困るけど。2022/12/02
きたさん
6
クイズの人というよりは面白いツイを呟く人、というイメージなのでしたが、そのどちらの要素も詰まっていた本でした。ある程度予想はできていましたが、思っていた以上にオタサーの姫について言及されてた(笑)。内容としては正直こじつけだなぁと思うところもないわけではないけれど、生物の授業の導入なんかに使うと、特に女子の反応はいいんじゃないかな、と思う。2015/11/18
はすのこ
5
面白い。面白すぎる。本に引き込まれるという経験を久々にした。恋愛で生じる人間関係や人間の特徴を昆虫で例えるという発想の斬新さが実に面白い。篠原さんの分析が的確かつサブカル的でつい読んでしまう。篠原さんは何系女子なんだろうか…。2016/01/02
朔麻
4
図書館で目立っていたので借りてみた。昆虫は大嫌いなのに、こういうのを読んでしまう。恐いもの見たさ。 以前、職場の客に「夏はセミを食べる季節」と言われてこいつは何を言っているのだろうと思っていたが、珍しいことではないのかな…。結局自分はこれ!という昆虫はいなかった。次回作では自分にピッタリの昆虫がいることに期待。系統では一般大衆。コオロギ・コクヌストモドキ・ヘギイタダニ・カニグモ・オオミノガ系らしいが果たしてこの昆虫が一般大衆と言っていいのだろうか。知らない名前ばかりだぞ。なんだよ、コクヌストモドキって!!2017/02/05
なつお
3
非常に楽しんで読むことができた。 本作では、昆虫の生態を説明しながら、人間にもこういう人いるよね、となぞらえて説明していく形式だ。 昆虫の生態を学びながら、あ~こういう人いるいる!と共感することも出来て面白い。 ぜひこの作者の、別の作品も読んでみようと思う。2020/09/20
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