ハーレクイン<br> 公爵とリトル・ローズ

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ハーレクイン
公爵とリトル・ローズ

  • ISBN:9784596916501

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内容説明

“リトル・ローズ”と呼ばれたあの日、彼女は恋に落ちた。人気作家L・ヒースが描く、可憐で一途な初恋物語。

「求婚者が自分を本当に愛しているのか、持参金目的なのか、どうしたらわかるの?」――社交界にデビューしたばかりの令嬢グレースは、ある日の真夜中、不安を抱えてラヴィングドン公爵を訪ねた。幼いころにいじめっ子から助けられて以来、9歳年上のラヴィングドンはいつも彼女の救いの騎士だ。だが、2年前に最愛の妻子を亡くした彼は世捨て人のように荒んだ生活を送り、最近は会うこともなくなっていた。グレースはすっかり陰りを帯びた彼に驚きつつ、助けを求めた。彼女には、愛のある結婚をしなければならない理由があって……。

■USAトゥデイやNYタイムズのベストセラーリスト入りを果たす人気作家がMIRA文庫に初お目見え。華やかなヴィクトリア朝のロンドンを舞台に切ない恋を描きます。ヒロインは19歳のグレース。持参金が多く世慣れていない彼女は、愛のある結婚を夢見て、幼なじみのラヴィングドン公爵に婚活のアドバイスを求めます。愛する妻と娘を亡くして以来、世を疎み孤独に生きてきた公爵は迷惑だとはねつけながらも、渋々彼女に助言を与えます。本当に彼女を愛する男なら――ただ花を贈るのではなく、“君の好きな花を選んで贈る”、ワルツのあいだは“君から目を逸らさない”。それを実演されるうち、いつしかグレースは手の届かない彼を愛してしまい…。ラヴィングドン公爵の誘惑の数々はため息もの。胸に染みわたる感動的な物語です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

79
【第124回海外作品読書会】お互い思い合っているのにすれ違い、と言うロマンスモノの王道を行く作品で焦れったい思いで読んでいた。お酒をやタバコを呑み、夜に一人で出歩くなど、19世紀の貴族社会ではあり得ないくらい奔放なグレースが、一途に真の愛を求める姿は可愛らしかった。2018/12/30

アン

44
<セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち>シリーズ1作目。 初恋の相手のラヴィングドンに真実の愛を掴む為の手助けをして欲しいと頼むグレース。彼女の抱えている秘密を知ると何故それほどこだわったのかがわかり切なかったです。対するラヴィングドンは亡くなった妻子に縛られ切ないけど、気持ちを認めるまでじれったかった。辛さから逃れる為に放蕩三昧だったけど実際は誠実な男性で好感度高いです。エピローグも凄く良かった。これは親世代の話から読んだ方が良かったのかも。そうすればもっと関係が分りやすかったような気がします。2016/09/17

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

29
あ~、焦れったい。こんな事がいつまで続くんだろうと思ったけど、ラストはホロッとさせられ、幸せな気分にさせてくれた。2017/04/16

ベルるるる

29
この内容の話だと、もうちょっと短くてもいいかも。 面白いのは、公爵が男の本質を離す場面。独身女性の皆さんは小声で話さなきゃね! 相手の男性がちゃんと自分の方に体を傾けてでも話を聞いてくれるか試さなきゃ(爆)2016/06/18

ち~

28
妻と娘を亡くし、荒れた生活を送っていたラヴィングドン公爵を深夜に訪問したグレース。子供の頃から可愛がっていたグレースに「本当に私を愛してくれる人を探して欲しい」と頼まれる。社交界やグレースからも遠ざかっていた公爵は引き受けることになるが、美しく成長したグレースに気付き始め…一方のグレースも何かを隠している言動が目立つ。モヤモヤしつつ読んでいると、終盤で驚きの事実が…ともに大きな喪失感と恐れをを抱えた2人が一歩先へなかなか踏み出せない姿が切なすぎる。ついに勇気を出した2人に待っていたエンディングが最高だった2017/09/26

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