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内容説明
経済の長期停滞、人口減少、少子高齢化、・・・・
日本をとりまく厳しい現実は、経済学の言葉で語るとどんなふうに語れるのだろう。
そして、アベノミクスの経済政策は、どのようなリクツで、この厳しい現状から日本を立ち直らせようとしているのだろう。
断片的情報でいっぱいになってしまったアタマを、「経済学」という縦糸ですっきり読み解いてみよう。すると、今話題の成長戦略はどこに、どのような経路で効いてくるのか、こないのかが自分で判断できるようになる。
成功するか、失敗するか、というようなおおざっぱな議論ではなく、1つ1つの打つ手が、何を目的にしたものなのか、経済学的にはどのように読み解けるのか、を自分で考えるための手引きとなる本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Francis
11
著者は著名な経済学者ジョセフ・スティグリッツ教授の経済学のテキストの訳者でもあり、スティグリッツ教授の理論の入門書も書いている。マクロ経済学のエッセンスが程よくまとめられており、特にトービン、スティグリッツ両教授の金融論の開設はとても面白かった。第7章以下はこれから日本が取り組まねばいけない経済の課題について述べられている。経済学を学んでいない人には少し難しいかもしれないが、頑張って読めば新聞の経済面がよりよく理解できるようになると思う。2017/09/28
まゆまゆ
4
1980年代から現代までの経済を振り返り時々の経済政策の考え方を紹介していく内容。なぜ失われた20年の期間中景気が回復しなかったのか。マクロ経済的にいえばデフレと金融システムの不安定化が原因といったところか。日本経済の成長のためには人々の意識改革が必要っていったい何年先になるのやら……2016/02/25
YJ
3
読みづらい。山一證券は倒産ってよりは自主廃業。2017/01/09
ゐたふ
2
前半部分は大学時代に学んだ内容の良い復習になった。本書がマクロ経済学の教科書と一線を画す点は、人口減少や地方経済圏の縮小など、現在日本が直面する問題へのソリューション提示に焦点が当てられている点ではなかろうか。第9章、終章の筆者の論調はまさに我が意を得たり。2017/02/25
Mikio Kitayama
0
経済学をきちんと学んだことないので、数式が並んでいる部分は割愛。それでもアベノミクスとしてやろうとしていることなど求められており、読んだ意味はあった。これが「教養」と言われると、自分の教養の不足を痛感。2016/11/14
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