愛知が起こす成長革命 - 日本が蘇る2027年への提言27

著者名：大村秀章

PHP研究所（2015/11発売）

• ISBN：9784569827025

内容説明

安倍政権が大きな政治課題として掲げる「地方創生」。それぞれの都道府県で、計画が具体化されつつあるが、その中でも、大いに実現性があり、大きな改革が見込まれるのが愛知県である。本書は、愛知県を牽引する大村秀章県知事が、2027年という具体的な目標を掲げて、27の改革プランを示した、12年後の愛知県の青写真である。水素社会の実現、航空宇宙産業エリアとしての地盤の確立、観光産業の推進、リニア活用によるさまざまな改革、ベンチャー企業の積極的育成、コンテンツビジネスの活性化・国際化、語学教育の発想転換、女性・障害者・高齢者が輝く自治体の実現……など、先進的自治体ならではの構想が述べられる。愛知県の夢と心意気を満載した、これからの地方政治を考える上で必読の一冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[naka]

発売当初に買った本、引越荷造り作業中に発見して再読。異質さを受け入れる、千載一遇の好機を逃すな、等小見出しは出遅れ感・保守的愛知の印象と違う。畜産業もリショアリングしてみるとか？個人的にはMRJのところに一番夢を感じた。農業も、ものづくり的に捉えると愛知らしいかもしれない。みんなで同じことをやってまとまり大きくなるのではなく、中小・異分野がそれぞれ斬新な発想を持って切磋琢磨するような。

2018/07/22