内容説明
常に時間に追われ,効率を追い求める生き方が,現代人の心を破壊しつつある.今こそ,ぼんやりと過ごす時間の価値が見直されてよいのではないか.では,そうした時間を充実させるために何が必要であり,そこにどんな豊かさが生まれるか.さまざまな書物にヒントを求め,自らの体験もまじえながらつづる思索的エッセイ.
目次
目 次
はじめに
一 「ぼんやり」礼賛──常識に逆らった人びと
1 「ぼんやり」という貴い時間
2 「いそがなくてもいいんだよ」
3 散歩の醍醐味
4 放浪──マムシと眠る
5 夢想にふけって
6 ぼおーっとして生きる
7 自然にとけこむ
8 気分を変えるために
二 ぼんやりと過ごすために──その時間と空間
1 「むだな時間」はむだか
2 心安らぐ居場所で
3 静寂のなかでこそ
4 温泉の効能
三 「ぼんやり」と響き合う一文字
1 「闇」──蛍と星とダークマター
2 「独」──独りでいること
3 「閑」──逆茂木に囲まれて
4 「怠」──「一日四時間労働」の夢
5 「懶」──心の余白
あとがき



