フラウ・ファウスト（２）

著者名：ヤマザキコレ【著】

講談社（2015/11発売）

• ISBN：9784063808148

内容説明

異端審問官を退けたのも束の間、戦いに次ぐ戦いの果てに、倒れてしまうヨハンナ。薄れゆく意識の中、紐解かれていく過去の記憶。それは、ヨハンナ・ファウストが悪魔と契約を交わすまでの記憶だった。一方、マリオンはヨハンナの行動に疑問を抱き始め……!?　不完全な悪魔と生かされた不死者、「失われた約束」をめぐるダークファンタジー!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

バラバラになった悪魔の身体を集めるファウスト・・・。悪魔メフィストフェレスのゲームに真摯に臨んでいるのかファウストさん。まだまだ混迷中。

2021/12/24

[ホシナーたかはし]

しまった、騙された(褒め言葉)!!ヨハンナ最初から女だったのですね・・・果てない時を旅するなら、男装しなければならない事態もありますか。この人の描く悪魔は、妖しくて怖く、何となく富士鷹ジュビロ先生に近いかもしれません。顔半分隠れているのに表情豊かwなロレンツォとニコの今後が気になります。また良い所で終わりやがった・・・！

2015/11/07

[U]

んおお面白くなってきた！けど次来年7月か……遠……！読み進めるごとにヨハンナのことが好きになる。契約する前から真っ直ぐで貪欲でかっこいいひとだったんだなあ

2015/11/09

[まりもん]

友人に借りて読了。小さくなってしまったヨハンナ。それでもまだ残りの身体探し。大変なめにあっても追いかけてくるマリオンとの再会とどんどん続きが読みたくなる展開が好き。

2017/02/24

[日奈月 侑子]

個人的に、終わり際の台詞の畳みかけ方が好きです。「だれに唆されたか知らないが、一度死んだ奴が――まっとうに生き返るわけがないだろ?」「親でもない者に何がわかるっ…！」「産んだこともない奴に何がわかる？」のやり取りが何だか妙に好き。　ある意味、教会のお偉いさんがこういう形で後ろ暗い事をしているというのはお約束。蘇った(?)レアの禍々しさが半端じゃない。次でどうなるのか…最終的にレアがどういう風になるのか考えると今からやるせなさが沸きますが、気になる所です。　あとヴァーグナーのキャラも中々のお気に入りだったり

2015/11/20