幻冬舎文庫 真夜中の散歩道

著者名：赤川次郎【著】

幻冬舎（2015/11発売）

• ISBN：9784344423879

内容説明

神崎茜は新米霊媒師。ある日、ニュースキャスターの幽霊が目の前に現れ「僕が殺された事件を調べてくれ」と両手を合わせて拝んできた。しぶしぶ協力し始めた茜はひょんなことからTVに出演し話題を呼ぶが、そのうち自分に関するある恐ろしい事実に気付き……。キュートなヒロインが機転と不思議な力で敵に立ち向かう、痛快ユーモアサスペンス!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[coco夏ko10角]

霊媒師の主人公の目の前にニュースキャスターの幽霊が現れて…。霊がからむとけっこうなんでもありになってしまうなぁ。展開は雑な感じで終盤もバタバタ。

2019/05/23

[Kana]

主人公は新米霊媒師の神崎茜。ニュースキャスター一色大吾の幽霊が現れて、自分が殺された事件について調べてとお願いされる。調べるうちに様々なことに巻き込まれる。霊媒師というのも面白かったし、女性が活躍するので読んでいて楽しかった。

2020/12/05

[みゆき]

あっという間に読めた。謎解きするほどのミステリーじゃないと思うけど(幽霊出てくるし)、犯人？は誰かなーと思いながら楽しく読めました。登場人物の茜以外の女子たちがみんな明るくていいね！痛快！

2016/01/12

[ゆうひ]

久しぶりの赤川次郎。相変わらず軽いタッチで読みやすい。霊媒という職業で、悪い霊と戦うとか、いい霊に助けられるとか、他の作家さんなら読まない部類のトンデモ話なのに、赤川次郎作なだけで受け入れてしまう私。 今回もキュートな女子が活躍する話。シリーズ化されてもよい感じ。されてるんかな？

2019/03/09

[いずみ]

恒例の宿泊行事に持って行った本。ずーっと買ったままになっていて読まずにいたので、今回のお供はコレにした。 赤川次郎さんの本は本当にどれもテンポ良く読めてしまう。わたしの好きな霊感バスガイドシリーズにちょっと似ていて、それの長編版っていう感じだったかも。どんな危ない状況でも主人公についていく、好奇心旺盛な女子高生も登場するし。 最後はさらさらさらっと終わってしまった気がするけど、行事最終日のバスで読んだからかな？ もっと天竜についての話もあると良かったなぁ。 これもまた、映像化に向いていそうな作品。

2017/10/01