内容説明
幕末の動乱期、新撰組さえ恐れる若き薩摩の剣客、中村半次郎がいた。人並み外れた度胸と剣の腕で西郷隆盛から重用され、その人柄は志士たちに慕われた。戊辰戦争で武勲をたて、明治新政府の陸軍少将まで上りつめるも、権力闘争に敗れた西郷と薩摩に下野。だが、明治十年、維新の理想を胸に、一万三千の薩摩軍を率いて東上する…。珠玉の幕末小説。
著者等紹介
宮本正樹[ミヤモトマサキ]
1973年生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒、日本大学大学院藝術学研究科博士前期・後期課程修了、芸術学博士号取得。映画監督として、フィルムラバーズフェスタ2007グランプリ、黒澤明記念ショートフィルム・コンペティション2006奨励賞、小津安二郎記念蓼科高原映画祭第五回短編コンクール入賞、フィルムラバーズフェスタ奨励賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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