内容説明
優しく、まじめで誠実だけれど、なかなか恋愛に積極的になれない「草食系男子」。そんな草食系男子のために、自らも暗い青春を送り、「恋愛上手とは人間理解が深いこと」と悟った著者が、自らの実体験、また学問的アプローチから、会話やコミュニケーション、正しいエッチの知識などを伝授。草食系男子に恋する女子にも必読の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
14
さらりとした会話がなかなかできないのかぁ(´・ω・`)草食系男子が増えて久しいが、うちの息子らも奥手、というか「女子は面倒くさいし、怖い」と言っている。親にだから本音を言ってない事を祈る。2016/04/02
白義
9
タイトルはもろ流行語に便乗した感じだけどさすがに森岡正博、中身はガチ。劣等感や臆病さを抱える非モテ青年たちに向けて、いかに女性に誠実に優しく向き合うか、相手を理解するかという恋愛、コミュニケーションの基本、原則をしっかりと説いている。女性であることの不都合や妊娠や生理など身体感覚まで含めて、どう寄り添っていくかを考える筆致はさすがジェンダー論にも詳しいだけのことはある。タイトルからは予想もつかないフラジャリティ溢れた名著2011/12/22
Kazuo Tojo
7
タイトルの草食系男子に目がいって、読んだのだが、想像とは、全く違い、もはや、分かってた説明ばかりだった。読書案内があったのが救いで一番最後に太宰治の「人間失格」があるのが意外だった。2017/09/15
吟遊
7
作者の実体験がないのがつまらない。エッセイではないから、そこを期待しないで、ということかもしれないが、結局「誠意を尽くそう」という精神論・道徳論で押し通したような内容。2016/01/24
KEIJI
3
書かれていることは当たり前のことが多いのだが、それは30歳を過ぎて、ようやく結婚ができたからそう思えるのだろう。20歳の頃の自分に読ませたかった。とてもいい本です。2022/08/11