角川ビーンズ文庫 かりそめ子爵と秘密の駆け引き 悪霊王子の愛しの令嬢

著者名：あさば深雪【著者】/まち【イラスト】

KADOKAWA（2015/12発売）

• ISBN：9784041035344

内容説明

ユーゴ王子に掛けられた呪いを解くため、男装して女人禁制の亡霊城を訪れたシャロン。 その方法を探ろうと、かつて城に住んでいた亡き令嬢の姿に変装したところ、 “亡霊”なのになぜか王子に気に入られてしまい？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひめありす＠灯れ松明の火]

表紙を見て可愛いなあと思って。元気いっぱいのヒロインちゃんがお兄ちゃんの身代わりに悪霊王子の処へ行くことになって、さあどうしましょう！なんですが、そこはビーンズ文庫なんで大丈夫。ちゃんと王子様だし、健気なヒロインはちゃんと頑張りを認められて幸せに働いています。責任感なさすぎるお兄ちゃんはどこへ行っちゃったのでしょう？あと王子様に付き従う二人の従者のキャラが最初無愛想で「？！」な感じなのですが、双方ともよい人なのが何だか可愛いです。可愛いわんこ女子を手懐けて楽しんでいるつもりがしっかり手懐けられていますよ？

2017/01/31

[ダージリン]

悪霊を呼び寄せてしまう王子の解呪のために、兄のふりをして（男装！）がんばるヒロインが一生懸命で可愛い。王子も普通にかっこいいのですが、リオンの変わりようも可笑しかった。エドはやや活躍が少ないようなので、続編があるならがぜひ出番を～。男装女子ものは正体がばれる、ばれないがキモなので、まだ続きが出せると思います！（笑）

2015/11/22

[ぐっち]

呪われた王子のいる城に、兄の代わりに男装して、借金のカタに呪いを解きに行くことになったヒロイン。昼は王子を含め３人の美形に囲まれつつ、夜は幽霊に囲まれて女装しなおして散歩で・・・という、男装コメディに期待することがまるごと詰まってます！ヒロインのシャロンが働き者でいいコだし、王子様のユーゴも色っぽくて素敵。謎が解決しきってないので、続編ありますよね。

2015/11/28

[でんか]

全2巻の1巻目。主人公シャロンは、放浪している兄に代わり男装して、呪われているという王子の解呪に挑まなければならなくなってしまう。彼女は幽霊と話す力があり、その城で手掛かりを探すうちに、行きがかり上、女装して夜間散歩することに。ヒロインが大変前向きで健気なお嬢さん。王子も、投げやりなようでいてちゃんと押さえるところは押さえていて、それをみたヒロインがキュンキュンしててええ感じの二人です。ただ、登場人物の造形とかがちょいと浅い感じかなあとは思いました。

2018/01/08

[葉月たまの]

また男装少女もの、読んじゃった（笑）。わたし、乙女ゲー小説と男装ものは、ほんと、結構沢山読んでるよね＞＜。この本も面白かったー♪。でも、ほんと、何で男装した女の子だと気づかないんだろ＞＜。って、実は最後の方は気づいててからかってる気配はあったけどね、王太子さま♪。この話も続いてくれたら、嬉しいな♪。

2015/11/13