内容説明
トラウマテクノポップバンド、アーバンギャルドのリーダーとして、また俳優としても活動する鬼才・松永天馬。少女/都市/神をテーマにした短篇から、未発表のショートショート、詩まで、三十篇を収録する初の著作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よみ
9
まさに現代の詩人!数年もすれば時代遅れになるであろうサブカルチャーを言葉に変えて詩に閉じ込め続けるその手腕こそアーバンギャルド!…彼の大ファンなので、アドレナリンと、それから涙が止まらない私です。 彼の描く少女のグロさとエグさと純粋さが愛しい…2017/03/13
朝野青二/Aoi.
7
高校生のとき、アーバンギャルだった。いまや来年社会人になろうとしているが、いまだにアーバンギャルドの言葉は恋しくなる。思春期の少女の痛々しさのすべてを鮮烈に的確に抉り出しては最高にかわいくグロテスクに並べる松永天馬。語れば語るほど嘘っぽくてチープになるその魅力は結局身に覚えがある「少女」にしか理解されないかもしれないが、「少女」であったのならば誰でもあの頃の痛々しさを救われた気分にならずにはいられないだろう。表題作、今までのキラーチューン全部詰めでもはやその押し寄せる感情はフラッシュバックだ。2015/11/08
充
6
松永天馬とその活動を全く知らずに書店でこれを見かけて購入した人はきっと後悔するし意味不明だと感じるだろう。チラシの裏にでも書いていろ、その感想は正しい。彼の言葉はインターネットというチラシの裏に書き殴られた少女たちの叫びを編集しパッチワークし、彼女たちにいつか過去として切り捨てさせ卒業させ生きさせるためのものである。2016/02/05
はすのこ
4
これは…チラシの裏にでも書いてろという内容ですね。2016/01/27
yupo
2
ロックな日にロックな本をということで駆け込み読み終わり。ずっと爆発を続けながら爆走して後にはなにも残らないような短編集。湿った肌の匂いがして、気持ち悪さを感じながら言葉が必ずしもちゃんと全部伝えきれない。割と想像よりSFちっくだったわ2017/06/10




