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内容説明
人間の心への興味はつきることはない。それらに答える心理学はジャンルも多岐にわたるため、なにを読んで学べばよいか、迷う人も多い。そこで本書では、「生物としてのヒト」「個人的な人生を展望する存在としてのひと」「社会的な存在としての人」という三つの側面に着目して、それぞれの名著を一気に紹介する。加えて、それぞれの研究者の関わりが描いているため、心理学の展開も理解できる。古典から最新の理論までを網羅する入門書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
101
心理学に興味があるので手に取りました。ここで紹介されてるもので読んだことがあるのはフロムとフランクルだけでした。本書を読むと、ざっくりとですが、心理学がどのように発展してきたがが解ります。断片的にですが、私自身が知ってることも書かれており「これはここに位置するのか」と少し整理ができました。全体的に見て理解が難しい部分もあったけれど、とても面白く読みました。本書で紹介されてる本にも少しずつ挑戦していきたいです。「人が人を学問する」ってなかなか難しいと思うんですけど、でもそれだけに興味は尽きません。2016/04/01
Koichiro Minematsu
41
細切れ時間にて再読。人の心理ほど面白いものはない。改めてそう思えた。2023/04/16
壱萬参仟縁
30
ベン・フィールドの脳地図(066頁)によると、体性感覚野における身体部位の比率を身体全体で表現すると口と手が大きな人間になるという。キモい図式である。フロイトのところで、神経質な人は日常生活を過ごすことができるが、ノイローゼ患者は日常生活を行うのが困難(102頁)。フロムの権威主義的パーソナリティの本質:ヒトラー。サディズムとマゾヒズムの共存が見られること(186頁)。フランクルで人生の意味を問う(188頁~)。自分が生かされているのは、私にしかできないことがあるのではないかと問うべき(191頁)。2015/12/27
りょうみや
17
心理学の初学者に心理学への興味を広げてくれる。心理学の概説・心理学史の面もある。私もこの中からいくつか読みたい本が見つかった。この本で紹介されている本の概要だけでは中途半端なので、やはり実書を読むしかない。ちなみに、この手の本紹介本は全部読んだ試しがなく、ほとんどが興味がいったところの摘み読みになる。またこの本をきっかけに「~の名著30」シリーズの存在を知ったので、他のも読んでみる予定。2018/10/17
Koichiro Minematsu
14
図書館本。1890年代から2010年代までの心理学の名著が著者の視点で紹介。個人的にピアジェとアドラーが含まれていないのは残念だが、カーネマンには興味が湧いた。変動が激しい社会で解決を求められるからこそ、読む価値がある。そう、人生を意味づけるためにも。2018/09/22
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