入門 マイナンバーの落とし穴 日本一わかりやすい解説

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入門 マイナンバーの落とし穴 日本一わかりやすい解説

  • ISBN:9784620323435

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内容説明

<本書の特徴>
1.弁護士、税理士、社会保険労務士、セキュリティーの幅広い専門家が執筆
すでにマイナンバー制度の解説本はかなりたくさん出ています。ただ、これら解説本は、1人の筆者がその専門分野の見地からしか書くことができません。今回の本書では、様々な分野の専門家に原稿を書いてもらっており、多様な関心に応えています。

2.マイナンバー制度を分かりやすく、かつ批判的に検討
他のマイナンバー関連本は、法律家やシンクタンク研究者などのものが多いですが、用語そのものが非常に難解です。また、シンクタンク自体が特需の恩恵を受けているため、制度そのものを批判的に検討することが難しいのが実情です。本書ではシンクタンクの研究者は起用せず、マイナンバー制度の礼賛にならないように注意しました。

3.一利用者の立場に立って、素朴な疑問に応える本書だけの情報が満載! !
マイナンバーを受け取らないと罰則はあるのか、副業や無申告はバレてしまうのか、情報漏えい時に民事賠償額はどれぐらい......といった、素朴な疑問を出発点にしています。本書だけしか載っていない情報が満載です!

目次

<構成>
・生活、仕事は激変 前代未聞のプロジェクト■桐山友一/酒井雅浩
・インタビュー 福田峰之 内閣府特命担当相補佐官 「便乗商売はやめてほしい」
・隣り合う「利便」「危険」、漏えい不安根強く■日下部聡/青島顕
・個人を襲うマイナンバーのリスク■鈴木敦子
・マイナンバーの基礎知識 Q&A ■エコノミスト編集部
・所得、資産は丸はだか? 預金口座と個人番号ひも付け 申告漏れの捕捉・徴税強化 ■村田顕吉朗/高山弥生
・不自然な預金情報を把握 税務調査の対象容易に ■松嶋 洋
・徹底シミュレーション 社会保険の適用逃れ大問題 過去2年分を一度に徴収 ■松本 祐徳
・際限ない利用拡大 戸籍、医療情報、社員証... プライバシーへの重大な脅威 ■坂本 団
・難しい収集・廃棄 「本人確認」「利用目的の特定」...■松本 祐徳
・ 「誤解」していない? 年内の一斉収集は必要なし 実際には来年の年末調整から ■松本 祐徳
・大丈夫かセキュリティー 対策が甘いマイナンバーの情報漏えい問題 ■山崎 文明
・これほど重い! 法的リスク 民事賠償、刑事罰、行政処分... ■渡邉 雅之
・個人情報保護法改正に要注意! 中小事業者向け特例が無実化 ■渡邉 雅之
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

34
大きめの活字でページ数も少ないので、副題に異議なし。得体の知れない漠然とした恐れ(3頁)。便乗商売は慎むべし(23頁)。19年、クレジットカード化など、あらゆる個人情報がひも付けされる時代の到来は近いという(82頁)。マイナンバー記録ファイルは、ネットにつながっていない、外部からウイルスが入らぬオフラインPCが安上がりで安全な管理策(107頁~)。2016/02/26

🍭

5
図書館本。2015年10月20日初版ということでマイナンバー制度について先んじて論じてるっぽい本。字も大きめで内容は極めてわかりやすく三時間もかからず読めたと思う。マイナンバー制度の本義はP.45からの部分的な抜き出しになるが、①所得税・住民税などの「税」②年金、雇用保険などの「社会保障」③被災者台帳作成などの「災害対策」、この三分野での行政側の管理の簡易化を目指すものだったことがうかがえる。第四章では特に企業側が負う安全管理の難しさについて述べられており、批判的で面白かった。2023/06/10

二人娘の父

1
こりゃある意味「IT業界向けの公共事業」ですな。あほらし。2015/11/15

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