内容説明
夢と挫折、ドラムと歌の物語。
いまも輝きを放ち続けるアーティスト、稲垣潤一。2013年に出版された最初の自伝的小説『ハコバン70s』は故郷の仙台でバンド活動をしていたころを描いたものだが、今回は舞台を東京に移し、デビュー前のつらいドサ回り生活と、メジャーデビューが決まってからの、あわただしくも充実した日々を描く。
ベトナム帰りの荒くれ米兵、傷害事件が起きても、直後には何ごともなかったように日常を取り戻す新宿歌舞伎町、マネージャーによるギャラ持ち逃げ事件などドサ回り時代の悲惨な話から、メジャーデビュー後、初めて出演した「夜のヒットスタジオ」で起きた大トラブル、「ドラマティック・レイン」を作詞した秋元康との逸話、「ロング・バージョン」を生んだ湯川れい子とのエピソードなどが余すところなく描かれる。
とくに音楽業界の裏側や名曲誕生秘話などは必見!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niaomi
7
昨年久しぶりに母と行ったコンサートで購入したサイン本。全く衰えない歌声と上手いサウンド、熱いファンがまだまだ沢山で大盛り上がりでした。楽しかった。母と一瞬出待ちしたり、ゆっくり食事できたのも幸せ。 デビューやヒット曲の制作秘話などあの時代が蘇ってくるワクワクした読書だった。 最新アルバム、ポチりました(笑)2018/02/12
スプリント
6
デビュー前のハコバン時代とデビュー直前・直後の話が交互に書かれています。音楽業界の裏側や無名バンドの苦労など興味をひかれる内容でした。2015/12/12
hina
2
まだ若い秋元康の話が印象的。2018/01/11
fukui42
2
名曲はこう生まれたのか等、興味深い内容でした。2016/04/23
nobu23
1
前作ハコバン70sの続編。上京してメジャーデビューから曲のヒットするまでが描かれる。並行して10年前にハコバンとして上京した東京での挫折の日々が描かれている。後者の分量が多かったので、デビュー後の出来事などをもっと読みたかった。2015/10/17
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