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内容説明
前代未聞の「地方活性化WEBコミック」が待望の書籍化! 疲弊する地方都市「みのり市」を舞台に、「みのり高校地域活性研究部」が日々奮闘する姿を描く。描き下ろしエピソードやコラムも満載で、「地方創生」について考えるきっかけとなる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
62
このお話にでてくる、みのり市を野球チームに仕立て直したら、対戦チームにポテンヒッットを大量に「献上」してまうような気がする。守備コーチが百本ノックを打って各選手を鍛え直すよりも、監督が二軍に降格させられるというシステムの方が必要じゃないかな。2016/01/13
壱萬参仟縁
33
地方で経済的に安定してるのは公務員や銀行員くらいなもんだ(30頁)。そういう仕事辞めて何やるよ? と聞いたことは多々あるが、誰も答えられないのが現状である。わかもの、よそもの、ばかもの、の特性を理解し、短所を補完し合い、長所を最大限引き出せるようにトータルプロデュースする、きれものの役割(79頁)。きれもの。この存在がまちづくりの黒子として求められる経営人。地域活性化は地域経済をよくすること(92頁)。奥付によると、BLOG「地方は活性化するか否か」は、http://minorikou.blog.jp 。2016/05/18
本木英朗
15
お堅いテーマを女子高生たちがユル~く絵解きする、というよくあるタイプの手法。もともとwebコミックで、この手の話題に関心のある人たちの間では読まれていたんだけど、その時からの弱点は基本的に解消されていない。つまり「ああー、うちのまちでもあるある」っていう共感しかない、ということだ。では読んでほしい主体-まちづくりに興味のない大多数の地域住民-にどうやって届けるのか、というのがここから先の問題となる。媒体が電子から紙になって読みやすくなったと思うので、自治体で買い取ってワークショップ開いたりとか(→)2015/10/30
眼鏡のおっさん
5
一部で話題だったので、kindle版購入。この本を何として読むかによって評価は大きく異なる。自分が「地方」のことを何も知らなかったことはよくわかった、というレベルなので、中身について、当を得ているかどうかは残念ながら定かではない。ただの漫画として評価するならば、個人的には絵はちょっと商業に堪えないレベル。タイトルを見て心に何か引っかかるものがある、程度の人は、中身を鵜呑みにするだけで終わってしまいがちかも。2015/11/15
mawaji
5
フェイスブックで書籍化されたことを知りアマゾンで購入。故郷を離れて久しく、盆暮れに帰省してはシャッター街と化した商店街やバイパス沿いに林立する大型店舗、それに伴い人口も郊外に流れて空洞化したかつての町の中心部などを目の当たりにするたびに複雑な思いに駆られています。何もないからこそ認定された世界自然遺産を遠望するわが故郷の活性化のために地元に帰った同級生の話を耳にしてはその行動力に快哉を叫びつつ、それに引き換えわが身の行動力のなさに項垂れながら読みました。とりあえずふるさと納税から始めてみようかしら。2015/11/04