扶桑社BOOKS新書<br> ぼくらの祖国

個数:1
紙書籍版価格
¥836
  • 電子書籍
  • Reader

扶桑社BOOKS新書
ぼくらの祖国

  • 著者名:青山繁晴
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 扶桑社(2023/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594073084

ファイル: /

内容説明

「ぼくらの祖国」とは、われらの魂のキーワード。失われた故郷の復活。さあ、貴方の手に。

ぼくは知らなかった。なぜか。日本の学校では、教えないからだ。日本の大人も、語らないからだ、きみも、あなたも、ぼくもみんな日本国民だ。だけど日本をそこく、祖国として考えたこと、はっきり祖国として意識したことが、どれほどあるだろうか。東日本大震災と福島原子力災害が起きてしまった後の日本でこそ、それを問い直したい。

※この電子版は扶桑社刊「【扶桑社新書】ぼくらの祖国」(2015年8月15日 初版第一刷発行・2019年5月31日 第十刷発行)をもとに制作されております。
※この電子版はカラーページがございます、カラー表示できる端末での閲覧を推奨しております。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

76
2015/8/8 Amazonより届く。 2015/8/20〜8/27 テレビやラジオで見聞きする青山さんが、私は好きである。思想的に全く賛同というわけではないが、はっきりと自分の意見を述べられることが素晴らしいと思う。日本人はディベートを好まないが、お互いの意見をぶつけ合ってこその相互理解なのであろう。その辺りが、現在の自分も含めた平和ボケ日本人の弱いところなんだろう。青山さんが嫌いな人も読むべき本だと思う。2015/08/27

kinkin

55
タイトルの「ぼくらの祖国」著者の熱い思いが書かれているようだけど、 ぼくという言葉の多さ、ぼくのこと、ぼくの思うことで終始しているように感じた。硫黄島についても戦時中は私利私欲のために戦ったものはいない、皆本土お人のために戦ったと書かれていたが、最後は自分は生きたいがための戦いではないかと感じた。祖国や憲法、原発いずれも人それぞれの考えがあるのは当たり前にしてもすこし荒い文章がひっかかった。2016/07/23

James Hayashi

35
文章に拙さを感じるがじんじんくる内容。凄まじい。地震後、恐怖と戦いながらも地道な保守をされる福島第一の人々。硫黄島の海岸に今も残る米軍の沈船の数々と米軍の砲火で火口が半分なくなった摺鉢山。2万人以上が亡くなった激震地であるが列記とした日本国土。しかし未だ半分以上の遺骨が眠るという。メタンハイドレートの現状などをルポし、学校では教えない「祖国」というものを考えさせられた。2017/08/30

kawa

31
硫黄島・沖縄の戦没者慰霊、東日本大震災時の原発事故の不手際や旧式原子炉について、日本海に埋蔵されていると言うメタン・ハイグレード等の問題がショッキングかつ興味深く語られる。もう少し異なる意見も交えて知見を深めたいものだ。本書での総論的位置づけとも言える祖国(観)の議論をもう少し掘り下げて論じていただければ、前記各論ともどもさらに説得力が増したように思う。 2023/08/27

愛 飢男

25
表面的には、やや右寄りなタイトルな本という感じであるが書いていることは納得させられる。関西圏では夕方関テレのニュース番組でMCをされていて非常に説得力があった方。福島の東京電力、沖縄、硫黄島など現場へ行き、そこから日本の根底にある様々な問題を提示し今後のあり方を提言している。敗戦により領土意識の意識付けや国旗掲揚など教えてこなかったのが現状の問題を起こしていると断定。ギリシャ神話はロマンチックで日本神話は右翼っぽいという指摘は的を得ている。日本の常識と世界の常識との差を記述した良質な本。2016/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9805726
  • ご注意事項

最近チェックした商品