誰が世界を変えるのか ― ソーシャルイノベーションはここから始まる

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誰が世界を変えるのか ― ソーシャルイノベーションはここから始まる

  • ISBN:9784862760364

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内容説明

ひとりの一歩が、こうしてすべてを変えていく

人は誰でも、世の中の現実に不満や疑問を抱くことがある。身のまわりの世界を、よりよいものにしたいと望む瞬間がある。だが、私たちは、社会を変えるのは一握りの偉大な人々だと考えがちだ――が、そうではない。世の中の変化は、時代の流れは、意外なところで生まれるのだ。

ソーシャルイノベーション――劇的な社会変革は、物事を個別に見ることをやめ、社会のシステムを構成するさまざまな要素間の関係をつかむことから始まる。この「システムと関係」のレンズを通して、本書は人と人、個人と集団、人と社会の間にひそむ関係性のルールを明らかにする。

犯罪を激減させた“ボストンの奇跡”、HIV/AIDSとの草の根の闘い、いじめを防ぐ共感教育プログラム、失業・貧困対策、自然保護、障害者支援……それぞれの夢の軌跡から、コミュニティを、ビジネスを、世界を変える方法が見えてくる。インスピレーションと希望に満ちた一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

23
変革のサイクルで、シュンペーターの1940年代の「創造的破壊」を引き合いに出し、ホリングはそれを生態系に見たという。創造性の解放に失敗して次の段階に入れないと、システムは硬直状態に陥る。硬直の罠(rigidity tarp)。グラミン銀行は、硬直の罠に陥ったシステムに新しい視点をもたらした(94頁~)。図の適応サイクルでは、無限大のようなメビウスの帯みたいなものである。利用→維持→解放→再編だが、再編の次に窮乏の罠がある。また、維持の次に硬直の罠がある。生活や組織やシステムに目新しさやイノベーションを2020/09/05

Koichiro Minematsu

8
世界を変えるソーシャルイノベーションには、障害と不確実性。たくさんの選択肢。たくさんのドアがいくらでもある。 本書には世界を変えた事例、いや、事実がたくさん書かれている。 「かもしれない」をめざすには。2015/02/01

うごうご

5
テンション上げるために読んでみた。自分の使命は何だろうか。2016/01/19

がっち

4
世界を変えられる・・・かも知れない本。チェンジ−メーカーのような印象。世界を変えようとして事例が豊富であり、面白い。世界を変えるためには信念が必要であり、一歩を踏み出す事が重要なのである。できることをやろう。2013/05/14

qwel21

2
複雑系の社会がどのように変わるのか。事例がたくさん。2008/12/27

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