文春新書<br> 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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文春新書
大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

  • 著者名:池上彰/佐藤優
  • 価格 ¥896(本体¥815)
  • 文藝春秋(2015/11発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166610457

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内容説明

『新・戦争論――僕らのインテリジェンスの磨き方』に続く、最強コンビによる第2弾!

いま世界は激動の時代を迎え、これまでの秩序が揺れ動いています。こうした混迷の時代こそ歴史を学ばなければいけません。現在の世界の動きをとらえ、各地で起きている事態を読み解くためには、その背景を知ることが必要なのです。高校時代、世界史が苦手だったという著者の一人、池上彰さんは、「歴史」を知るとは、生きていくために「自分」を知ることだと、いま感じているといいます。
もう一人の筆者、佐藤優さんは、歴史を学ぶことは、主婦やビジネスパーソンにも意味がある、といいます。歴史を学ぶことで、自分では実際に経験できないことを代理経験することは、組織の理不尽さに直面したときにものをいうというのです。歴史を学ばない人は、どんな成功者やエリートであっても意外に脆いものだとか。

中東、トルコ、中国、沖縄、ロシア、アメリカ、ドイツ……大きな節目にある「世界の今」を、「大世界史」でとらえなおし、そこからビリギャルの世界史的意義や日本の教育問題までの議論を収録した一冊。現代を生き抜くためには必要な知識をもたらす最強の教科書です。「最強の世界史勉強法」も巻末についています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

214
専門家ではない一般ピープルの当方には2年も前に出版された内容でも目からウロコの連続でした。面白いだけでなく大いに勉強になったのが有難いです。また、折角勉強したのですから近いうちに再読して「知」にしていきたいものです。2017/10/15

あすなろ

158
【学習】世界史は、とても不得意である。しかし、ここ5年ぐらい、こんな人間でも知っといた方が良いなと感じることが多い。ビジネス上も世界の動向知るためにも、観光のためにも。で、今年こそと思い、本屋でセレクト。結果、イスラム関係以外はトレンドと合わせ、よく勉強出来ました。世界史というより、トレンドのバックボーンとして世界史を知らなくてはならぬというスタンスで、より頭に入りやすかった。2016/01/24

かつどん

127
例えば敵意が知らぬ間に育ち、やがて知る頃には殺されるのを待つしかない程大きくなっている。そんな状況は来るだろうか。戦争は、したくなくても相手がしたいなら始まってしまうという恐ろしい言葉を昔聞いた。神に従わないものは殺しても良いという、悪事でなく善意としてそう信じてる人達がいるとするなら。 どこにどんな考えの人がいるのか?それはなぜか? 全体を知り、自分の居場所を知る大切さ。世界の歴史が最強の教科書だと本書は言っているのですね。著者二人は肩書き通りの目的なのかな。自身は誰との敵対が避けて通れないのだろうか。2016/06/23

岡本

117
「新・戦争論」以来の名コンビ再び。今の世界のニュースを纏めつつ日本の諸課題にも提言しており、対談形式という事もあって非常に分かりやすい。歴史を学ぶ事や文系科目の重要性を説いた章があり、私の周りにも「歴史は暗記」「必要無い」と言っている連中がいるので是非読ませたい一冊でした。2016/04/28

hiro

111
前作「新・戦争論」で、現代をよりよく理解するためには、歴史の学習が欠かせないということで意気投合した二人が、世界史から現代を見ることの必要性という視点から書かれた本。反知性主義と戦う二人が、歴史をから、中東、トルコ、中国、ドイツ、アメリカvsロシア、沖縄等の問題を読み解いてくれる。その中でビリギャルを一刀両断している考え方にも納得。この本のなかで一番恐ろしいかったは、『コーラン』にも『ハディース』にも、核兵器を使ってはいけないとは書かれていないというところだった。反知性主義の指導者とともに恐ろしい。2016/04/28

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