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内容説明
前著『機械との競争』で衝撃を与えたマサチューセッツ工科大学のコンビによる、膨大な調査・研究に基づいたテクノロジーと未来を描いた全米ベストセラー
人類は蒸気機関によってもたらされたと同様の、それまでとグラフの向きが変わり始める点である「変曲点」にさしかかったと著者たちは見る。
人工知能の進化によって、これまでは不可能と見られていた仕事がロボットに置き換わっていく。その結果、消えていく職業は多い。
人間は機械と共存できるのだろうか。
ビジネスマン、経営者だけでなく、子供の将来を真剣に考える親たちの必読書でもある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
91
AIの進歩が人類に与える影響とは。最近巷を賑わすAI関連の考察。本書がハシリか。読んで考えれば、なかなか恐ろしい。◆18世紀の産業革命がファースト・マシン・エイジの扉を開いた。そして今、人類はセカンド・マシン・エイジの入り口に立っている。◆かつて計算等の一定のルールに従うものはコンピュータが優るが、パターン認識等は人間にしかできないと言われてきた。しかし自動運転は既にその領域に踏み込んだものだ。◆1年で2倍進化するというAI。32年後には40億倍の進化だ。もう何が起こっても不思議でない時代がすぐそこにある2019/10/05
Miyoshi Hirotaka
36
産業革命はエネルギーの力を解き放ち、物理的な世界を変える役割を果たした。セカンド・マシン・エイジは人間の創意工夫の力を解き放つ。ところが、以前もあったように機械と競合する仕事は淘汰される。同じスキルを大量生産する教育システムは機能しなくなる。獲得したノウハウを教え合い、新しいアイディアを生み出す自己学習を強化すべき。労働は人間を退屈、悪徳、困窮の三悪から救う。格差是正の名のもとに所得保障をしたところで困窮には効果はあるが、残りには効果がない。働いて熟達、自立、目的を手に入れることが人間を人間らしくする。2017/03/12
kubottar
26
AI論の本です。個人的にはAI悲観論ではなく、これから先はコンピュータと人間がタッグを組んで物事に対応していく話が面白かった。人間がAIに勝る能力は「発見・創造」そして「遊び」この部分を伸ばしていくことが、これからの時代必要なことだと確信しました。2021/02/07
Yuichiro Komiya
19
前著、機械との競争(2013)から2年後に出版された本書では、2年の間にAIが劇的に進化し、自動運転や医療診断、作曲など幅広い分野に適用されだしたことが書かれている。更に4年経った今ではAIの画像認識は人の能力を超え、またRPAやチャットボットなど様々なツールが活用され始めており、まさに指数関数的に技術が進歩しているのを実感できる。新しい技術が生まれて少し遅れてその影響が社会に現れるということだが、まさにこれからディープラーニングをはじめとしたAI技術の影響が社会に現れてくるのだろう。2019/01/12
魚京童!
11
労働。ヒトの人生と不可分になっていた悪魔。この悪魔を断ち切り、ヒトは人間としての自由を獲得することができるのか!2024/06/30
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