内容説明
“UFOは存在するのか!?”雑誌編集者矢上貢は、UFOに乗ったという老人の取材を命じられ内心ウンザリ。おまけに怪しげな老人の話は“宇宙人が地球を滅ぼす”という荒唐無稽さ。だが、そのころから各地で頻々と起き始めた酸欠死。現場には不思議な“地衣類(コケ)”が発見され、遂にUFOの巨大な姿が眼前に! 光瀬SFの真骨頂!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二升石
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一作ごとの当り、外れが意外なほど大きい光瀬龍。その中でこの作品は、残念ながら外れの側に属する一遍であるように思う。でも、この独特のグチャグチャやっつけ仕事感こそ、作者の二線級作品を読む時の楽しみと言えなくもないから困ってしまう。それに前半だけなら「怪作」なのは間違いなく、その快走ぶりに支えられて、事件の起きた具体的地名が出て来る中盤ぐらいまでは楽しんで読めていたことも確か。それだけに、後半の凡庸さがとにかく勿体なく思えて仕方なかった。宇宙人の登場したせいで盛り下がるSF小説って、いったい…。 2017/06/13
はるく
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オープニングのUFOシーンからテンション上がります。光瀬龍の描くヒロインは素敵で、一章の終わりからの再会は嬉しかった。序盤のまさかの苔SFから、侵略が進む絶望的な中盤もいいね。終盤はジュブナイル風に。2024/07/07
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