内容説明
妻というより、単なるベッドでのパートナー。愛する男性からの耐えがたい求婚だった。■別居中の夫ジェレミーが事故死したと知らせを受け、マディは一人息子を連れて六年ぶりに夫の屋敷を訪れる。屋敷にはジェレミーの従兄レオが先に来ていた。かつて彼女は親友サスキアの婚約者だった彼にひと目で心を奪われた。結局マディはジェレミーの熱烈なプロポーズを受け入れたが、レオは彼女が打算で結婚し、従弟を不幸にした女だと今も思っている。マディの結婚後、レオとサスキアはなぜか婚約を解消してしまう。そしてマディは夫と親友の浮気を知り、屋敷を出たのだった。久しぶりに見る屋敷を、マディは心のよりどころだとつくづく感じる。浪費家だった夫のせいで、今や維持するのも困難だが、息子のためにも、なんとか屋敷は手放さずにおきたかった。だが屋敷の維持費を捻出するための事業が行き詰まりを見せたある日、レオが屈辱的な条件のついた結婚をマディに持ちかけた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
3
ヒロインも結局精神的に夫を裏切っていたわけですしヒーローも褒められた人でもないかと。サスキアを悪いキャラにして誤魔化してるだけで誰にも好印象持てない作品だった2015/10/22
麻琴
3
読後感悪い。☆12015/05/13
Ogicch
2
いい年して、自分の気持ちの整理もできない情けないヒーローだった。結局は自分の気持ちを認めたくないがための、ヒロインへのイケズ。従弟を慮ってのものではなかった。 こいつにはサスキアがお似合い。お互い配偶者をアクセサリー程度にしか考えてない。2018/06/15
くろうさぎ
0
ヒロイン亡夫は、大人になれないままだったようですねぇ・・・。欲しいものが手に入らなくて駄々をこねる子供のままのヒロイン元親友、と亡夫姉。ここが諸悪の根源だったようですねぇ・・・。2013/05/08
romaco
0
★★★ 別居中の夫が死亡し息子と共に屋敷を訪れる事になったヒロインとヒロインの夫の従兄ヒーロー ヒロイン本人が認めてるように、夫と結婚すべきじゃなかったね・・・ ヒロインの連れ子を無条件に溺愛するヒーローが多い中、このヒーローは意外とクールに接してたのが珍しかった2012/05/28




