ハーレクイン<br> 捨てられたジュリエット

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ハーレクイン
捨てられたジュリエット

  • ISBN:9784596001818

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内容説明

あなたを失ったとき、人生はおしまいだと感じた。また同じ苦しみを味わいたがると思うの?■ジェナは、結婚式の準備のため、久しぶりに帰省した。心も体もずたずたになったつらい恋愛を乗り越え、イベントのコーディネーターとして働いている。仕事は順調で、気持ちもやっと落ち着いてきた。ところが、式の打ち合わせに訪れたホテルで、ジェナはばったりコナー・ハーディングと再会してしまう。五年前、自分の野心のために彼女を捨てて出ていった男だ。幸せになれるかもしれない今になって現れるなんて……。もう二度とあんな思いはしたくない。冷淡にふるまうジェナだったが、コナーは気にも留めない様子だ。そのうえ、彼女に向かってきっぱりと宣言した。「ぼくは自分の思いどおりにする。誰にもじゃまはさせない」いったい何をするつもりなの? ジェナは動揺するが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

21
再読。内容をさっぱり思い出せないのできっとおもしろくなかったんだろうと思いつつ、きちんと最初から最後まで…、ああ。若いヒロインが絶望した気持ちは分かる。でもヒーローはヒロインの兄に言われたことを鵜呑みしないでもうちょっと頑張るべきだったと思うし、再会後、最後の最後まで肝心な言葉を言わないで済まそうとする姿勢もどうかと思う。良かったのは盛装したヒロインの家族の前での必死の告白くらいかなぁ。なるほど、ドナドナした訳だ。2018/08/31

糸車

7
両家の確執、兄の嫉妬、言葉足らずな恋人たち。運の悪い巡りあわせの果てに別れてしまったふたりが再会するお話。実際、同じ話をしていても一から十まできちんと過不足なく説明するのって結構難しい気がする。そこへちょこちょこ他の人の合いの手が入ってしまうと途切れた話がどこへたどり着けるか・・・、単なる誤解と片付けられない悲惨な結果を引きずって過ごしたふたりの5年間は辛いものだったと思う。過ちを認め、切羽詰って行動を起こしたヒーロー。気持ちはわかるよ。でももうちょっと甘さとか優しさとか欲しい。ロマンス小説なんだから。2015/02/15

こえん

1
出だしを読んで予想した範囲から一歩も出ない展開で、ヒロインの言ってた“結婚相手”は妹のだし、ヒロイン兄貴の過去の暗躍ぶりも「ああ、やっぱり」だし。もう少し…大分か、ひねりが欲しかった。かつて妊娠を告げたヒーローの最初の反応も「うわぁ」ってカンジだったし。子供はいらない、強制されて結婚なんて絶対しないってアンタ…。いくらヒロインがピルの件で若干ウソついてたからって、卑怯すぎてダメ。2010/01/02

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