内容説明
〈奇跡〉は起きたのか? 13歳で神の声を聞き、17歳で剣を取って祖国フランスの危機を救い、19歳で火刑台に散ったジャンヌ・ダルク。数々の伝説につつまれた「奇跡の乙女」の実像を追い、その生涯の謎を解き明かす傑作歴史エッセイ!
目次
第一章 ドンレミの奇跡
第二章 ロワールの宮廷
第三章 オルレアンの謎
第四章 ランスの栄光
第五章 ルーアンの悲劇
永遠の乙女
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まごたく
5
うん。懐かしの藤本ひとみ節。おもしろかったです。神に向かって「はっきりせい」とか言っちゃうあたり、藤本作品のマンガ家マリナシリーズを思い出しました。マリナも相当きわどくツッコんでたな~。先生もジャンヌをテーマに小説書いてくれたらいいのに。2016/12/02
バニラ
2
この著者、面白いな。2020/11/22
星落秋風五丈原
2
13歳で神の声を聞き、17歳で剣を取って祖国フランスの危機を救い、19歳で火刑台に散ったジャンヌ・ダルクの謎を解き明かす歴史エッセイ。読みやすい。 2004/07/24
はしき
2
ジャンヌダルクの生誕から火刑にさせられた所まで作者の私事も交えて簡略して読み易い内容になっている。「フランスを救え」と神の声を聞いたジャンヌは勢いのままにオルレアンの包囲を破り、シャルルをフランス国王にさせたすごい人物であり最後は火刑にさせられた悲劇の乙女である。今ではジャンヌは存在していなかったとか、死んでいなかったとかという説もあるが、どちらにせよフランス国民には自国を代表する歴史的少女なのだなと感じた。2012/06/09
ふ
1
○2023/01/07