日・米・中 IoT最終戦争―日本はセンサーとロボットで勝つ

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日・米・中 IoT最終戦争―日本はセンサーとロボットで勝つ

  • 著者名:泉谷渉【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 東洋経済新報社(2017/01発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492762325

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内容説明

ソニー、東芝は大復活する!
IoT時代、センサー、ロボット、半導体市場の大爆発で、
「ものづくり日本」に猛烈な追い風が吹く!

急成長する巨大市場をめぐる激烈バトルの行方は?
人工知能(AI)や次世代自動車をめぐる世界覇権競争の最新動向

 IoT革命によって生み出される新たな市場は、少なく見積もっても360兆円はあるといわれており、エネルギーの1300兆円、医療の560兆円に次ぐとんでもない新市場が形成されることになる。このIoT革命をめぐって世界の企業は、それこそ死に物狂いでその体制を整えつつある。
 IoTの上流を形成する人工知能(AI)、ハイエンドサーバー、各種のITサービス、自動走行などの車載IoTについては米国がぶっちぎりで疾走しており、これからもその地歩を固めていくだろう。また、中国は今や一般的家電製品については世界チャンピオンであり、太陽電池、液晶などの電子デバイスにおいてもひときわ存在感を放ち始めた。
 こうした米中激突のはざまの中で我が国ニッポンはどう戦っていくのか。今回の本は、日米中が激突する世界IoT革命の中で日本企業がモノづくりの強みを活かし、センサー、ロボット、半導体メモリーなどで一気に抜け出していく、というストーリーを最新取材でまとめあげたものである。(「はじめに」より抜粋)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

5
レッドオーシャンの真っ只中にある家電や半導体にはこだわらず、センサーやAI、ロボットに活路を見出すべきと感じました。そのためには産学連携で基礎研究への投資が必要ですね。2018/10/14

うさぎさん

2
テンポよく力強い調子で現在のIoTの流行が説かれている。鵜呑みにするのは危ないだろうが、読みやすいので傾向を知る参考には丁度いいのではないだろうか2017/03/16

Minyole

2
フラッシュメモリ、センサー、ロボット、ソフトバンクが買収したARM、IOT戦争を勝ち抜く武器が日本にあるということ自体は頼もしい限りです。また、随所で語られる、泉谷さんの持論を交えた未来予想はビジネスチャンスのヒントを与えてくれます。ただ、日本が強いとされるものは、構成要素でありプラットフォームではないことが気になりました。強いプラットフォームは自動車以外は日本には育たないのでしょうか。IOTという切り口だからかな。それから蛇足ですが、少しセクハラ気味の表現があって危なっかしく、日本的だなと思いました。2017/02/01

akiapa2

1
IoTの特徴として、「人を介さない」という点はしっくりきた。中盤は各企業がどの分野でどれだけ市場シェアを持っている、という解説が続く。業界動向をざっくりと抑えることができた。一方で過去の失敗への理由づけはあるものの、何故今後は日本企業が活躍するといえるのか解説は不十分。業界紙の代表という著者の立場だからこそ聞ける業界内部の話もある一方で、日本企業の批評はできない立場なのだろう。結論、中国は物真似しかできないので日本企業は高品質を追究しようという結論は過去の家電敗戦時と変わらないようで寂しい。 2020/06/06

kaz

0
日本企業を礼賛する本と割り切った方がわかりやすい。様々な技術、製品について調べてあるが、1年も経てば内容そのものが陳腐化するのではないか。ただし、足もとの技術動向を知るには、悪くない。 2017/09/03

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