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内容説明
インフレーションとビッグバンからはじまったこの宇宙はこれからどう進化していくのか。一般相対性理論と場の量子論に立脚した現代宇宙論は、わたしたちの想像をはるかに越えた宇宙の将来を予言する。宇宙のはじまりと終わりを結びつけて宇宙を再生しようとする、現代物理学の挑戦を分かりやすく解説。(ブルーバックス・2015年10月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
35
第6章が本書のヤマであり、宇宙の相転移説と比肩できる、驚くべき宇宙像である。超ひも理論によるリサイクル宇宙とも、また異なっていて興味深い。最新の宇宙論は、たった10年前の話題も陳腐にしてしまうほど、進歩している! ダライ・ラマの話から始まるため、眉唾ながら読み始めたが、杞憂でした。宗教と科学の棲み分けは、ダライ・ラマ自身がよくご承知であるということ。2015/11/29
Vakira
30
カラマーゾフの兄弟を読んだら神と無神論の関係からブッダの思想まで行き着いた。もともとブルーバックスは愛読書だったのので、新作をチェックしていたところこの本発見。初っ端に輪廻転生の仏教の話。仏教と宇宙。興味が湧いて早速購入早速読む。宇宙の始まりと終わりのイメージ。途中までは判りやすいが、ダークエネルギーのあたりからその考えは難しい。理系でも古典力学程度の知識では理解できない。宇宙のは膨張している。しかしニュートンの発見した万有引力の法則があるからいずれブレーキがかかり、他の銀河系との間は縮まるはずなのだが・2015/11/03
kaizen@名古屋de朝活読書会
28
#説明歌 カシミール効果真空エネルギーゆらぎ二重の真空プラマイ2016/09/21
たー
18
チベット仏教との対比はともかく、一般向け宇宙論の本としては分かりやすいです。2016/01/30
Happy Like a Honeybee
9
生物と無生物の相違は、細胞と代謝の有無。 地球上の生命体はタンパク質で構成され、代謝によりエネルギーを得る。DNAとRNAと言う二種類の核酸で同じタンパク質を作り、子孫を残す。未知の素粒子ダークマター。果たして宇宙は輪廻転生するのか?2017/09/03