講談社+α文庫<br> 警視庁捜査二課

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講談社+α文庫
警視庁捜査二課

  • 著者名:萩生田勝【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2015/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062816304

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内容説明

外務省報償費流用事件、岡光事件、農林水産省汚職をはじめ、霞が関や闇の怪紳士たちを震え上がらせた「捜査二課のエース」が、事件の備忘録を開示する!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

detu

36
ノンキャリ叩き上げ警視の刑事畑一筋の警察人生録。刑事と言えば捜一、当初は捜査一課を目指していたが、簿記が出来るからと経済事案を扱う捜二へ配属となる。巨悪な汚職、詐欺事件等を獅子奮迅の刑事魂で解決に導いていく。それにしても官僚の汚職、横領って金額が半端ない、全部税金だと思うと腹が立つ。また一方、昔の警察話し、こんな事書いちゃっていいの?て話しも。警察内部もかなり腐っている。2018/02/23

saga

27
巡査から叩き上げ、捜査二課で贈収賄事件を追いかけた刑事の人生。最終の階級は警視。退職時には分室の管理官。贈収賄の捜査の大変さと立件の難しさを知ることができた。団塊世代の大量退職による捜査能力の低下を危惧する著者。真相不明のまま早期退職を余儀なくされたにも関わらず、捜査二課の仕事にエールを送る。2017/12/09

みなみ

20
元警視庁警察官で主に贈収賄事件捜査に携わった萩生田さんの人生録。過去に大きく報道された事件も沢山出てきて、立件に至るまでの苦労がよく分かる。昔ながらの警察官の気性の荒さもありつつも、古き良きといった警察官と地域の住人との信頼関係も垣間見えた。退職されてから暫く年数は経つが、今の捜査第二課を見たらどう叱咤激励するのだろう。2021/01/06

緋莢

20
2007年に警視庁を退職。在籍中は主に捜査二課で外務省内閣官房報償費詐欺事件等を担当していた著者が39年半の警察人生の中で遭遇した事について書いた本。相場英雄の「ナンバー」シリーズを読んでいたので、捜査二課の捜査等に関してはイメージしやすかったです。興味深かったのは、犯人の逃げようとする執念。「マンションの10階だから逃げられるはずはない」、「20人もの態勢で来ているんだから飛ばれるはずはない」、「前歴のないホシだから」、「入院中のホシだから」、「ホシから出頭するという電話があったから」(続く2018/01/13

アルカリオン

10
KindleUnlimited 経済事件の捜査がどういうものかを知りたいと思い手に取ったが期待外れ。経験の長い元捜査二課員による執筆だが、著者本人の自伝的内容、自慢話、愚痴が相当混ざっている。論理的な誤りを含む記載もちらほらみられるし、文章として読みにくい。よく言えば「ナマの声」なのだろうが、もっと客観的に整理されたものが読みたかった。半分弱で実質リタイヤして、以降は流し読み。2021/04/24

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