内容説明
外務省報償費流用事件、岡光事件、農林水産省汚職をはじめ、霞が関や闇の怪紳士たちを震え上がらせた「捜査二課のエース」が、事件の備忘録を開示する!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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高坂凪穂の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
detu
36
ノンキャリ叩き上げ警視の刑事畑一筋の警察人生録。刑事と言えば捜一、当初は捜査一課を目指していたが、簿記が出来るからと経済事案を扱う捜二へ配属となる。巨悪な汚職、詐欺事件等を獅子奮迅の刑事魂で解決に導いていく。それにしても官僚の汚職、横領って金額が半端ない、全部税金だと思うと腹が立つ。また一方、昔の警察話し、こんな事書いちゃっていいの?て話しも。警察内部もかなり腐っている。2018/02/23
ちさと
31
「捜査二課の最大の使命は、中央省庁のトップクラスのサンズイ(贈収賄)を挙げること」と信じて、36年間ノンキャリ叩き上げ刑事を続けてきた著者の回顧録。何ヶ月も家に帰らず、寝る間も惜しんでがむしゃらに働いてきたベテラン刑事は定年を迎え、刑事経験が少ない若手が中堅として残っている現状。入り組んだ汚職を解明するのは気が遠くなる程の人員と労力が必要で、検挙に至らなくても警鐘を鳴らし続ける事は必要だ。今の霞が関でもポケット膨らませてる奴らはきっといる。本書のハイライトは外務省内閣官房報償費流用事件。胸アツな読書。2025/10/31
saga
27
巡査から叩き上げ、捜査二課で贈収賄事件を追いかけた刑事の人生。最終の階級は警視。退職時には分室の管理官。贈収賄の捜査の大変さと立件の難しさを知ることができた。団塊世代の大量退職による捜査能力の低下を危惧する著者。真相不明のまま早期退職を余儀なくされたにも関わらず、捜査二課の仕事にエールを送る。2017/12/09
みなみ
20
元警視庁警察官で主に贈収賄事件捜査に携わった萩生田さんの人生録。過去に大きく報道された事件も沢山出てきて、立件に至るまでの苦労がよく分かる。昔ながらの警察官の気性の荒さもありつつも、古き良きといった警察官と地域の住人との信頼関係も垣間見えた。退職されてから暫く年数は経つが、今の捜査第二課を見たらどう叱咤激励するのだろう。2021/01/06
緋莢
20
2007年に警視庁を退職。在籍中は主に捜査二課で外務省内閣官房報償費詐欺事件等を担当していた著者が39年半の警察人生の中で遭遇した事について書いた本。相場英雄の「ナンバー」シリーズを読んでいたので、捜査二課の捜査等に関してはイメージしやすかったです。興味深かったのは、犯人の逃げようとする執念。「マンションの10階だから逃げられるはずはない」、「20人もの態勢で来ているんだから飛ばれるはずはない」、「前歴のないホシだから」、「入院中のホシだから」、「ホシから出頭するという電話があったから」(続く2018/01/13
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