内容説明
「綿中に針を蔵す」(当たりは柔らかく芯は硬い)と毛沢東に評された稀代のリアリスト、トウ小平。「白猫黒猫」論の徹底した柔軟思考と、「発展」を目指す鉄の意志とが、百年変わらなかった中国を巨大経済国家に変えた。若き日のパリ留学。蜂起。3度の失脚を乗り越えて世界を牽引する経済建設へ。毛路線を覆し、現代中国の父となった「小さな巨人」の全貌。(講談社学術文庫)
目次
まえがき
第一章 綿中に針あり──その横顔
第二章 総書記への道──卓越した実務能力
第三章 改革の総設計師──猫にネズミをとらせよ
第四章 泣いて馬謖を斬る──政治改革のカベ
第五章 最後の闘争──改革の加速
結びに代えて──中華連邦の夢
補論 長すぎた過渡期──江沢民時代の功罪
あとがき──発展主義者としての鄧小平
鄧小平関連文献
鄧小平著作、講話目録
鄧小平年譜



