内容説明
名古屋鉄道における高性能電車の前史を築いた初代5000番台電車が、昭和30年から34年にかけて名古屋本線の特急用として登場。これらは「スーパーロマンスカー」略してSR車として、昭和36年に誕生したパノラマカーとともに活躍した。時は流れて、昭和61年には、国鉄の分割民営化対策として、新SR車の5700系、5300系も登場した。これらの新SR車も新型車両への交代の時期が間近に迫り、その姿を見られるのもあとわずかとなった。本書ではパノラマカーと共演して、名脇役として活躍した5000番台グループの各車両の誕生から、現状まで60年間のあゆみ、軌跡を豊富な写真、形式図面、データを盛り込んで紹介する。
※この電子書籍は2015年8月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
2
名鉄の昭和の優等列車といえばパノラマカーばかりに目が行きがちだが、本線から各地域の支線にも直通していたSR車にも興味深いもの・ネタが多々あり、7000系と併結されることも多かった。SR車は初代5000系から始まり、5200系、そして日本初の料金不要冷房車5500系の登場で花開き、国鉄→JR東海が快速列車を増強すると名鉄は高速・急行用に5700系・5300系を登場させる。しかし、SR車は2ドア転換クロスシートでラッシュ時の乗降には難があり次第に3扉車が主力となると追いやられていくのであった。
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