ツバサ －ＷｏＲＬＤ ＣＨＲｏＮｉＣＬＥ－ ニライカナイ編（２）

著者名：ＣＬＡＭＰ【著】

講談社（2015/10発売）

• ISBN：9784063954906

内容説明

美しい自然があふれる国、ニライカナイへとやってきた小狼たちは、人々が崇める姫神と出会い、この国に異変が起きていることを知る。その異変を調査することを選択した小狼たちは、『間（はざま）』の世界にいた孔雀に、四月一日からもらった三十円を渡し賃として渡し、『裏』のニライカナイへとやってきたが、はたしてそこで待っていたものとは…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[masa@レビューお休み中]

こんなにも世界は騒がしい。一見すると、美しいものだけがあるように見えるニライカナの国も、裏の世界には、おぞましいほどの魔物や死霊たちが、小狼たちを待ち構えているのだ。しかも、黒鋼とファイが見えている景色と、小狼が見えている景色がまったく違うのである。どんな魔物がいようとも、事態が飲み込めなくとも、小狼はまっすぐに光のあるもとへ行こうとする。光の先には何があるのか？それは、彼らが超えられる世界なのか？答えがない世界で、彼らは答えを作ろうとしているように思えてならない。

2015/11/06

[扉のこちら側]

初読。2016年39冊め。東京編のＭＡＤを動画サイトで観てしまって再燃。ニライカナイ編は刊行ペースがゆっくりだから、3巻までには前作全巻再読したい。四月一日もいろいろあったようなので途中までしか読んでいないＨＯＬＩＣも補完しなければ世界についていけない。相変わらず伏線設定がすごいな。

2016/01/24

[honoka]

CLAMP家総出演でワクワクするなぁ。モコナも可愛い♡ 御獄（ウタキ）へれっつらゴーで続く。

2015/11/12

[日奈月 侑子]

何だか一緒に付き添ってきた女の子のお蔭でというか何というか大分ややこしい…。小狼の見ている世界とファイ達の見ている世界の違いがややこしい…。それでも状況を悟ってからは落ち着いて振る舞っている小狼の精神力が凄いなと思ったりもします。　しかし、気のせいか何なのか、ニライカナイ編に入ってからのファイは何だか吹っ切れた感じで色々頼もしい気がします。　四月一日サイドと小狼が連絡取れなくなってしまったり、小狼が大怪我してしまったりでまだまだ大変な事が続きそうです。　御嶽の景色も、また小狼とファイ達で見え方が違うのかな

2015/10/23

[カナン]

これまた面倒くさい世界に吹っ飛ばされて…。Xの頃からだけどCLAMPにおける「夢見」と「先見」達はお前らが諸悪の根源かと突っ込みを入れたくなるほどあれこれ引っ掻き回しすぎ！　能力者が多過ぎて有難味が全くない（笑）　頑張ってるのは四月一日だけど、彼の願いと飛王の正体も穿った見方をすれば「四月一日の執着の成れの果てが飛王？」と思っちゃうし。ファイと黒様の安定感。モコナかわいい。で、これ終わるまであと何年かかるのだろう。次巻は来年の春だけど、物語としては状況説明で丸々一巻使って、あんまり進行してないよね…。

2015/10/18