愛さなくてはいけないふたつのこと - あなたに贈る人生のくすり箱

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader

愛さなくてはいけないふたつのこと - あなたに贈る人生のくすり箱

  • 著者名:松浦弥太郎
  • 価格 ¥610(本体¥555)
  • PHP研究所(2015/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569761732

ファイル: /

内容説明

将来が心配、自分に自信がない、独りが怖い、見た目が気になる――人間はだれでもこうした考えに囚われ、押しつぶされそうになるときがあります。本書は、これらの根底ある「不安」と「寂しさ」との、上手なつき合い方がわかる実践的人生論。「得体の知れない不安や寂しさ」を抱いているのは、あなた一人ではありません。おそらく、この世界のほとんどの人が、あなたと同じ弱い心をもった存在で、それぞれの不安や寂しさを抱えています。自分のもっている不安と寂しさを認め、抱きしめ、愛することができれば、不安と寂しさをもっているほかの人を愛することができます。これもまた、この世界の不安や寂しさをやわらげる、すばらしい方法だと僕は感じます。――本文より抜粋心が晴れない、涙が止まらない……そんな日は、静かにページを開いてみてください。あなたにぴったりの心の薬が見つかるはずです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らじこ

29
再読。心が不安に駆られ鬱屈している時期に読んだために多少イライラしてしまったけれど、やっぱりこの作者の本は好きだな、と思う。思いやりが深く、少し堅苦しいけど愛情に溢れている。不安でたまらない時。自分に絶望してしまうときによく読んでいるのだけど、マイナスに向かっていた心の視点、その方向性をす…とまっすぐに正してくれるので、本当に薬箱みたいな一冊だ。先のことを考えすぎて不安なときは、今起きていることだけに目を向ける。小さな夢を持ち、ひとつひとつ無理せずかなえる。などはトライし続けていきたいと思う。2015/10/22

ともとも

27
優しくも厳しく、そして丁寧な感じがしてしまう。 生きているって大変で、難しいですが、 この様に、生きていけたらいいなぁ~なんて しみじみ思わされてしまいました。 2016/04/16

なるみ(旧Narumi)

26
不安と寂しさへの対処方法を松浦さんの様々な視点から書いた一冊。何度も入浴中に再読した、お風呂読書の友として大活躍の一冊でした。2016/09/29

らじこ

25
ああ、ちょうど今それを実行しているところだった。あるいはその考え方いいなあ、なんて思いながらページを捲っている間に読み終えてしまった、簡素で丁寧な、タイトル通りの薬箱だった。松浦さんがどれだけ自分の内面と丁寧に向き合ってきたかがわかるほど、薬となる言葉は的を射ていて心地よく、参考になる。特に「今」との向き合い方が懸命で謙虚で、読んでいてわたしもこんな風な考え方で日々を生きてみたいと感じた。不安を抱きやすい人におすすめの、解決本ではなく対処本だと思う。2015/05/22

22
松浦さんのこのシリーズ、今回は「不安」と「寂しさ」への対処について、これまでより長いまとまりで書かれていました。何度読んでも考えさせられます。自分の現在と未来、外見も内面も状況も不安になってしまうことだらけですが、ここに書かれている対処法で、少しずつでも向き合っていこうと思います。今までとこれから。どちらも大事ですが、今が疎かになっているような気がするので、一歩一歩を大切に。素直な心を忘れずに。2018/07/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7984578
  • ご注意事項