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内容説明
日本で初めての本格的なフランチャイズとして、家庭用化学ぞうきんを発売したダスキン。「喜びのタネをまこう!」を合言葉に、「ダスキン愛の店」を展開し、全国津々浦々に浸透するまで成長したが、創業者・鈴木清一が歩んできた道は決して順風満帆ではなかった。生家の貧困から養子に出された幼年期。肺結核を発病し死と隣り合わせの青年期。なじめない大阪商法との格闘。妻の実家との確執……。長年の迷いを払拭できたのは、一燈園の西田天香氏との出会いだった。それはやがて「祈りの経営」として、清一の中に経営理念として確立されてゆく。それでも、20年かけて育てた優良会社「ケントク」が提携先の米企業に支配され、追放の憂き目にあうなど、清一の試練は終わらない。いかなる逆境も、常に愛と祈りで乗り越え、それはやがて「ダスキン」「ミスタードーナツ」として花開く。決してあきらめない姿勢の大切さを教えてくれる、勇気の出る経営者伝。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大地
6
『損と得あらば損の道をいく』を人生を通して実践し続け、様々な苦難、挫折にぶつかりながらも祈りの経営を実施し、幸せの種をまき続けたダスキン創業者、鈴木清一の人生を描いた一冊。彼の一貫した人生の歩み方に心から感動しました。2014/10/26
芸術家くーまん843
4
「敗れざる者」神渡 良平 PHP研究所http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569798659/mag06-22/ref=nosim/ダスキン、創業者 鈴木清一の物語。すべてのはじまりは、一燈園という新興宗教との出会いからはじまります。一燈園では、「修行のために、お便所の掃除をさせてください」と、一週間、個別訪問をする。ほとんどの家は迷惑がりますが、中には便所掃除をしてくれたかわりに、食事や宿泊を許してくれる家もあるのです。この経験が、お役に立てば、こっちも恵まれるという清一の確固2013/09/24
箱入り嫁
2
『単調な仕事を無心にやれるようになれば、なかなかのもんですよ』 『大いなるものに委ねきって、ただ許されるままに生きてゆこう』やはり起こることに無駄なことはないんだと、元気をもらえる本でした。http://aquamarine1956.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-5a0d.html2014/09/12
D21 レム
2
幸せの種をまこう!ミスドで読んだことのあるフレーズ。年とともに汚れている心が、「あ!」と気が付き、きれいだった心に変わる気がする本。アメリカの赤帽の人の話も、じーんと心に沁みる。ダスキン創業者鈴木清一の「人を大事にする」経営がたいへんよくわかる。私利私欲を捨てている。心の持ち方がまるで違う!その下地には金光教への信仰があり、よその家のトイレ掃除をする業など。社長なのに、長屋に住んでいたというのも、なんか、かっこいい。そうだなそうだな。煩悩多い私も、少なくとも、不幸せの種を人に対してまかないようにしよう2012/07/22
フク
2
★★★★。ダスキンの創業者、鈴木清一の波乱の人生を辿った評伝。事業家としてだけでなく、「道と経済の合一」を目指して「祈りの経営」の実現に邁進し、ビジネスにおいて「損と得とあらばわれ損の道をゆく」ことを実証した徳の人でもあった。失意のうちにあっても、また一からやり直せばいい、と懺悔の道を歩み、旺盛なバイタリティーでまた人びとの心をつかむ。儲け心だけの経営ではたどり着くことができない愛と奉仕の境地の凄まじさ、靭さに深く感動した。2012/01/16
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