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内容説明
旅に生きて旅に死ねれば本望――。俳聖・芭蕉が晩年に心血を注いで書き上げた紀行文『おくのほそ道』。鎌倉時代のさすらいの歌人・西行に憧れ、五百回忌の記念すべき年に自分もその足跡をたどってみようと思い立ったのが始まりという。と同時に、古代の和歌で有名な風景や歌枕を俳句で再現することに意欲を燃やした“みちのくの旅”は、約150日・2400キロにおよぶ大行脚となった。本書は、「雲巌寺――尊敬する師匠をしのぶ」「殺生石・遊行柳――地獄と天国の風景を見学」「平泉――鎮魂の旅で見た『千歳の記念』」「尿前の関――いよいよ奥羽山脈の難所越え」「越後路――日本海の旅の途中、銀河を詠む」「種の浜――須磨にも勝る秋の夕暮れ」など、芭蕉が歩いた道順に名句と背景を味のあるイラストとともに味わう。出会いと別れ、大自然との対話、歌枕の意外な発見……。まるで芭蕉と二人で旅した気分になれる格好の入門書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペロ
3
初心者向けの「奥の細道」解説本兼観光ガイド。普通に面白いです。山形へ旅行するのでその予習のつもりでしたが,本編よりあとがきに食いついしまいました。曾良が隠密だったなんて知りませんでした。日程も不自然でミステリアス。奥の細道の真実,みたいな本ないのかしら... 2015/09/09
A Toshi
1
みちのく、松島、伊勢神宮を旅してみたい。 芭蕉の感受性は常に瑞々しい2018/01/11
ã‘ã‚“ã—
1
平易に書かれていて読みやすい。でも一番面白いのが最後の解説。やっぱ芭蕉と曾良は隠密か。息子の学校の副読本でした。2016/06/13
子規
0
良い。
Ryo
0
芭蕉の奥の細道をルートをたどりながら名句とともに振り返っていく。 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なりという名文から始まり、東京から東北、北陸、岐阜ともちろん徒歩での旅。尊敬する西行の足跡を辿るとのことだが、当時は命懸けだったそうな。 また、東北は伊達氏の領土に足を踏み入れる芭蕉には江戸幕府の隠密説もあったという。 荒海や佐渡に横たふ天の河 しをらしき名や小松吹く萩薄 山中の菊はたをらぬ湯の匂ひ 不易流行、自然や人の心は変わらないが表現方法は変える生き方を体現していると言えるのではなかろうか。2022/01/03
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