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内容説明
「会話上手は聞き上手」「話す3割、聴く7割」などと言われても、「人の話を聞くのって本当にしんどい」。そんな苦手意識が一気に吹き飛んで、ほんとうに「すごい聴き方」がわかる! 聞いているつもりでも意外と聞けてない聞き方から脱して、信頼構築・情報獲得・問題解決に役立つ「傾聴=アクティブ・リスニング」こそ、多様な価値観の中で生きる現代人に必須のコミュニケーションスキル。ビジネスや人間関係で、聴けば聴くほどトクをする仕組みと方法がわかる1冊。
目次
Prologue 新しい「聴く技術」! アクティブ・リスニング
Part1 「聴く力」こそ、最強のコミュニケーションスキル
Part2 アクティブ・リスニング【基本のマインド】
Part3 アクティブ・リスニング【実践テクニック】
Part4 このサインを見逃さない!より良く聴くための【傾向と対策】
Part5 こんなピンチも心地良い対話に変わる【Q&A】
Part6 アクティブ・リスニング力を鍛えるには?【トレーニング】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るい
3
耳と目と心、全身で「聴く」のが「傾聴」である。カウンセラーがしている「傾聴」の仕方が詳しく書かれた1冊だった。「fight or flight」という人間の本能があるが、会話では「言い負かすか、無視したり黙ったりする」ということに相当するらしい。傾聴の姿勢としては、①見つめる②ほほえむ③うなずく④声をかける⑤ほめるが挙げられていて、セロトニン5とほぼ一緒で驚いた。元気がない会社の後輩に、「お昼、一緒にどう?」「帰りにちょっとお茶する?」といった言葉をかけることが「話を聴くよ」のサインになるのだと学んだ。 2018/07/10
mach55
1
一番印象に残ったのは、著者の90歳の生徒の方の言葉。「人生は山あり谷ありだけど、平地だってけっこうある。毎日の会話も一緒で、平地のようになんでもない会話こそ、『傾聴』を意識することが大切」。会話相手の表情やリアクションなど、言葉以外にたくさんの相手の感情を想像できる情報がある。しっかり向き合うとは、しっかり観ることなのだと思った。反射的に相手の言葉に「そう?」と答えてしまう癖はまず治したい。2023/03/02
diet8
1
自分の年齢プラスマイナス15歳が、無理なく話を聴ける目安の範囲● 言いたいことは二言目にして、最初は受け止めましょう● ①見つめる ②ほほえむ ③うなずく ④声をかける ⑤ほめる● アドバイスは求められるまで待つのが傾聴の基本2023/02/23
さささいちゃん
1
「聴く力」実践編。先日、著者の方の話を聴く機会があって、読んでみようと思った。「聴くこと」はちょっとしたコツが要る。日常から取り入れてみたい。2019/04/16
newpapa
0
再読する価値のある本だと感じた。 会話における聞き手の心持ちやスキルなどわかりやすく書かれていて、人と話をする前に読むとよなと感じた。ただ、傾聴というのは、本書を読むと合気道と同じで相手の動きに合わせて行うことなのだと改めて感じた。 人の話を聞くとき、どうしても自分が出てしまう。本書を再読して、傾聴を練習したいと思う。2017/08/20