内容説明
雨の日も、晴れの日も人生はゴルフに似ている――。親子で、夫婦で、仲間で、仕事で、ときには他人同士で嬉しさも、悔しさも、苛立ちも、孤独も、感動も。青春小説・スポーツ小説の名手が贈る、読めば元気になる12の物語!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうせいパパ
51
ゴルフにまつわる短編集。爽やかな気分になれる話ばかりで、まるでゴルフ場にいるかのような錯覚さえ感じた。ゴルフ好きの自分は大いに楽しめた。「めんこいキャディさんに郵便番号きくの忘れるなよ」というフレーズが何故か気に入った。2014/04/29
takaC
45
ゴルフを巡る(たぶん)独立した12篇の短編集。気軽に読めるけど、ゴルフのルール程度の知識がないとあまり楽しめないかも。2014/03/16
幹事検定1級
30
私の人生の二大趣味の「ゴルフ」と「読書」。この二つを楽しめた一冊。ゴルフをテーマにした短編集ですが、どの作品もゴルフをやっている人ならふむふむと感じてしまいます。特に「へたくそでも誰でも楽しめることが二つありその一つがゴルフ」、そうなんです、私もそう思っています。あと一つは興味があればこの本を手にしてみてください。こちらは意見がわかれるかもしれません。(図書館本)2016/01/14
ソングライン
18
グリーエッジに置き忘れられたアイアン、拾い上げるとそれは20年前初めて買った思い出のクラブと同じものだった「忘れ物」。嵐のため同伴者から中止の連絡の合ったラウンド、しかし一人ゴルフ場に着きロビーで休んでいると奇跡のように雨が止み、一人コースと対決する「あるがままに」。「翼はいつまでも」で見事に野球少年の青春を描いた作者がゴルフが結びつける人々の絆を熱く描く短編集です。60の手習いで始めたゴルフ、週末コースにいるのが楽しく、嵌っています。2023/05/26
アメフトファン
11
表紙が綺麗だったので借りたのですが、あまりゴルフが好きでない身にはあまり響かない内容でした。ゴルフ好きには是非お奨めです!2013/09/13