内容説明
昭和１７年３月、アラスカにおける日系人の強制収容が始まった。徹底した日本人狩りで氏家沖の介は検束っされ、妻・マリーは陵辱された！ マリーは氏家の救出を依頼するため、〃ユーコン狼（ウルフ）〃こと、戒能兵馬を捜しに死の荒野へと旅立った。執拗な追跡隊、そして巨大な灰色熊（グリズリー）が襲う。極限状況下の男女の葛藤と、伝説の〃ユーコン狼〃の活躍を描いた長編大脱走ロマンの傑作！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たくぞう
1
再読。どこかに西村寿行の未発表原稿があって、誰かがひょんなことからそれを見つけて出版などしてくれないものか。2020/02/02
大工のおかみさん
0
寿行さんの本には、ユーコンウルフのような現地に溶け込んで信頼されている英雄が出てきますね(👊 ˙-˙ )高齢者ではあっても、出逢いたいものです♥(ˆ⌣ˆԅ)2022/07/31
